モノ・プロローグ
この物語は、あくまでフィクションです。
モノローグ
いきなりモノローグで失礼するが、それは、平凡な俺の、少し変わった出会いなだけの、平凡な恋愛物語である。
だから、これを読んでいる人もまた、さぞや平凡なのだろうと思う。しかし、平凡だからこそ、楽しめるのでは無いかと思っている。でも、平凡な人などいないだろうから、読んだ人みんなに、楽しんで貰えたら、いいと思っている。
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プロローグ
夏の赤く透き通る夕日が指すとある校舎の3階の右奥、普通の教室を、2つ分繋げた広さのある、視聴覚室。黒板の代わりに設置された、大きなモニターの前で、俺こと、東雲葉月は、名前も知らない女子生徒に、押し倒されていた。
彼女は僕の顔をマジマジと見つめてから、おれの耳元で、囁いた。
「ねぇ、私と、付き合ってよ」
と。
その一瞬の、ひとつの言葉で、俺の心は大きくゆさぶれた。
なにせ、人に告白なんて、されたことがなかったから、それはもう、バクバクだ。心臓が飛び出るかと思った。
そして、思った。
これを受ければ、俺も晴れて花の高校生活が遅れるのだと。
別に俺は、彼女が要らないだとか、恋愛に興味が無いだとか、
どこぞの高スペック陰キャ主人公とは違う。恋愛良くだって
あるし、難聴でもない、と思っている。だから、彼女ができる
このチャンスを逃す訳には行かない。
「…ごめん」
チャンスを、逃す訳には……。
「…そっか。……そっか、私、振られちゃったんだ。…そっか、
そっか…、私……、そっ……。………ぅ。…………あぅ…。」
そして、目元に、涙を蓄えた彼女は、放課後、幻想的な世界
から、抜け出してしまった。
楽しんでないただけたでしょうか。
もし良ければ、これからもどうぞよろしくお願いします。