010、遂にオーナー登場
〇【No.010】〇
ここは異世界C。
バファルーダ大陸のアールチュン王国の西南地区にある森の中に一軒のお店がある。
そこは喫茶店・メイドカフェネコという所。
その店内は意外に広い。 今回は期間限定中により、南国のリゾートをイメージした作りになってる。 この期間だけ、カウンターも設置。 それと店内の至る所で、色んな可愛い猫がたくさん放し飼いにされてる。 それに店内の至る所に、色んな仕掛けも設置されてる。
そんな喫茶店のメニューには―――
1.メロンジュース・オレンジジュース・アップルジュース・ココアアイス。
2.コーヒーミルク・アップルティー・ミルクティー・レモンティー。
3.ショートケーキ・チーズケーキ・チョコレートケーキ・アイスクリームケーキ。
4.チョコレートトースト・チーズオムレツ・オムライス・カレーライス。
5.期間限定中-→ラーメン・焼きそば・鶏肉の唐揚げ。
などなどある。
そのメイドカフェネコで働くウェイトレスは、全員で七人。 全員が美人で巨乳・美尻とスタイル抜群の持ち主。
今回はトロピカル・サマー・レインボー・キャンペーンの期間限定コスチュームを着用。 そのコスチュームとは、ネコミミカチューシャ・腰の後ろ側に付いてる長いシッポアクセサリーに、フリルリボンのビキニの水着を着用する。 また白の短めエプロンは排除。 ちなみに水着の色は、人気No.1のヤナイ姫が緑色、人気No.2のマリアスラン姫が藍色、人気No.3のラーナリオ令嬢が水色、人気No.4のシャルルド令嬢がピンク色、人気No.5のアウンシス令嬢が紫色、人気No.6のラグレテス令嬢が赤色、人気No.7のクリドルス令嬢が橙色となる。
期間限定中により、七人全員がウェイトレス専用水着で接客しており、まさに圧巻である。
ちなみに調理する者たちである "黒影闇" と呼ばれるコック・シェフは、今日もいつも通りにお店の奥にあるキッチンで、とても美味しい料理を提供する。
その店名が『エレメント・エナジー・エロス』という。
ただいま、トロピカル・サマー・レインボー・キャンペーン実施中。
このトロピカル・サマー・レインボー・キャンペーンの最終日に、遂にオーナーが来店する。 このオーナーが中華料理店・ラーメン屋などをしており、その系列で喫茶店もしている。 この大陸にも美味しい料理を提供しており、お店をいくつも出店してる。 オーナーは他にもお店をいっぱい持ってるので、中華料理店・ラーメン屋や喫茶店にばかりいるわけにはいかない。 そのため期間限定中は最初の日と最終日に、オーナーが顔を出す。
そのオーナーがある男性を連れて来店する。
「あっ、オーナー。 お帰りなさい」
「「「お帰りなさいませ。 オーナー」」」
ここにヤナイ姫とマリアスラン姫とクリドルス令嬢たちがオーナーを出迎える。 そのオーナーの隣に男性が立ってる。
「へぇ~、なるほどねぇ~」
「オーナー。 その方は?」
「俺の知人でね、名前はポグルス。
お腹を空かせていたところに丁度、この喫茶店があったので連れてきた。 カウンターに案内してくれる?」
「はい、判りました。 オーナー」
「ポグルス。
チャーハンとギョウザでいいか?」
「ああ、すまない。 イトリン」
「じゃあ、案内お願い」
「それではこちらへどうぞ」
「ああ」
そこでクリドルス令嬢がポグルスをカウンターへ案内して、ポグルスがカウンターのイスに座る。 またイトリンがお店の奥へと歩いていく。
「それでは少しお待ちください」
「ああ」
クリドルス令嬢が踵を返して振り向いて、お店の奥へと歩いていく。 その時に水着のお尻も見えていて、プリプリ動く様子が見られる。
少しして…今度はラグレテス令嬢がチャーハン&ギョウザ&アップルティーをピンク色のオボンに乗せて持ってやって来た。
「お待たせしました。
チャーハンとギョウザとアップルティーです」
「ああ、ありがとう」
そう言いながらチャーハン&ギョウザ&アップルティーをポグルスが座るカウンターの上に乗せる。
「ごゆっくりどうぞ」
「ああ、ありがとう」
ラグレテスが軽く会釈すると、また踵を返して振り向いて、お店の奥へと歩いていく。 ここでも水着のお尻が眺められる。
しばらくしてポグルスがチャーハン&ギョウザ&アップルティーを全て平らげる。 それを見たヤナイ姫とマリアスラン姫が彼の席まで歩いてくる。
「どうでしたか? ポグルス様」
「ああ、さすがはイトリンのチャーハンとギョウザはウマイな」
「えっ、オーナーの料理を食べたことあるんですか?」
「ああ、よく腹を空かせた時には、彼が料理を作ってくれていてね。 当時の彼の料理もうまかったよ」
「そうなんですね。
確かにオーナーの料理は美味しいですよね」
「ええ、ホント美味しいですよね」
「ああ、本当にウマイよ」
そこにオーナー・イトリンや他のウェイトレスたちがポグルスの席までやって来る。
「どうだった? ポグルス」
「腕は衰えていないようだな。
とてもうまかったよ」
「そうか、それは良かった」
「それでは行くか? イトリン」
「ああ、そうだな。
お代はいいよ。 俺のおごりだ」
「そうか、ありがとう」
そこでポグルスが立ち上がり、そのままイトリンと一緒にお店を出ていく。
「彼が最後だから閉店の準備よろしくね。
……みんな」
「「「はい、判りました。 オーナー」」」
「「「ありがとうございました。」」」
「「「またのお越しをお待ちしております。」」」
「ああ、ありがとう」
「じゃあ、あとよろしく」
ヤナイ姫・マリアスラン姫・ラーナリオ・シャルルド・アウンシス・ラグレテス・クリドルスの七人がズラリと並んで、お店を出ていくイトリンとポグルスに向かってお辞儀しており、オーナーとお客様をお見送りする。 期間限定中最後のお客様・ポグルスがお店を出たところで閉店となる。
これにてトロピカル・サマー・レインボー・キャンペーンは終了する。
★最後のお客様
本名:勇者ポグルス
性別:男
身長:174cm
年齢:21歳
家柄:転生者
爵位:勇者男爵
好物:チャーハン・ギョウザ
エロ:D
猫好き:D
備考:まだ勇者時代の彼であり、この後で女神によって魔族に再度転生させられることになる。
★オーナー
本名:イトリン
性別:男
身長:175cm
年齢:35歳
家柄:転移者
爵位:料理界の頂点
好物:不明
エロ:C
猫好き:C
備考:自身が出店する各店舗のオーナーであり、あの "黒影闇" たちの料理の師匠でもあり、多くの弟子を持つ。
★猫好き度
A→大好き
B→好き
C→普通
D→嫌い
E→大嫌い
★エロ度
A→超エロエロ
B→かなりエロい
C→普通
D→チラ見程度
E→エロくない?




