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糸井久信(イトリン)  ~絶望老人が異世界転生をしたら、外伝~  作者: 賭博士郎C賢厳
*イトリンの章
5/64

*チャーハン作り 05

  ●【No.005】●



 テキトーチャーハン作りは果たして、うまくいくのか……??



 早速、俺が完成させたオリジナルラーメンを試食する。


 割り箸で麺を(すく)い上げて、まずは一口。


 スルスルスルスル


「おおっ、思ったよりは美味しく出来たようだな。」


 うんうん、()える。 うまいか、まずいか、と言えば……うまい方である。

 これなら()()えず、人様に食べさせられるレベルのラーメンだ。


 あとは味の微調整をすれば、特に何も問題ないだろう。


 そのあとも俺は醤油味のスープを重点的に、なるべく味をあっさりすっきりさせて、しつこくさせないようにする。


 それを三日三晩繰り返し、あっさり醤油味の俺オリジナルラーメンが完成した。


 再度試食する。


 熱々のスープを一口飲んでみる。


 ズズズズ―――


「うん、これは良い感じで上手くいってるようだな。」


 これでひとまず俺の中では、醤油味のラーメンが完全に完成した。


 他にも味噌味や塩味などのラーメンも作りたいところだけど、()()えず、それらは後回しにする。




 次に作るのは、チャーハンである。

 実は普通のチャーハンなら俺でも作れる。


 まずは下記のアイテムを『アイテム収納ボックス』から用意する。


 オタマ EP70×2

 ボール EP40×2

 炊飯器 EP110×1

 チャーハン専用皿 EP20×12

 レンゲ EP20×12

 米 EP20×3

 水 EP20×3

 卵 EP20×2

 長ネギ EP20×2

 マタネギ EP20×2

 豚肉チャーシュー EP20×2

 サラダ油 EP30×1


 (上記合計:1120EP)


 などなど……

 その他にもチャーハン作りに必要なアイテムを『アイテム収納ボックス』から叩き落としていく。


 そして、チャーハン作りに必要な食材・調味料・調理器具などが全部揃ったら、いよいよ料理スタートである。


 ―――と言っても、俺が作れるチャーハンは普通の簡単なヤツしか作れない。


 最初に炊飯器の中にお米とお水を入れる。 お水は炊飯器の中にある目盛りのところまで入れて、フタを閉めてボタンを押せば、あとは自動でご飯が()ける。


 ご飯が()き上がる間に、長ネギ・タマネギ・豚肉チャーシューを包丁で細かく刻んでいき、刻んだモノ全てを「ボール1」の中に入れる。 その「ボール1」の中に塩コショウと醤油を少量入れて、長い箸でよくかき混ぜる。


 次の「ボール2」の中には、生卵の白身を除いた黄身のみをふたつ入れて、長い箸でよくかき混ぜる。


 ガスコンロの上に中華鍋を置いて、中華鍋の中にサラダ油を少量入れて、よく馴染(なじ)ませる。


 続けて「ボール1」の中にあるタマネギ・長ネギ・豚肉チャーシューの刻んだモノを中華鍋の中に入れて、(たく)みに中華鍋を揺らしながら、オタマで中をよくかき混ぜる。

 さらによく()き上がったご飯をそのまま中華鍋の中に入れて、(たく)みに中華鍋を揺らしながら、オタマで中をよくかき混ぜる。


 今度は「ボール2」の中にある溶き卵を中華鍋の中に入れて、(たく)みに中華鍋を揺らしながら、オタマで中をよくかき混ぜる。


 かき混ぜてる途中で、塩コショウと醤油を少量入れてから、よくかき混ぜていき、十分にかき混ぜたら、チャーハン用のお皿で盛り付けしたら、俺のオリジナルチャーハンの完成である。

 スープはさっきのラーメンのスープに刻んだネギとワカメと昆布をスープ用の小さなお椀の中に入れて完成である。


 このチャーハンも何処にでもあるような、ごく普通のチャーハンなのだが、何故か、とてもキラキラ輝いて見える。



  ●【No.005】●



 取り敢えず、なんとかチャーハンできたようだけど……??

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