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次元合体グランダー  作者: 零典
遺跡編
8/27

〜覚醒〜

typeGの攻撃をまともに受けた機体は装甲が砕け、地面に叩きつけられる。


なんだ今の一撃は...⁈

速すぎる...

typeG...さっきまでの奴らとは桁違いの強さじゃないか...



【システムエラー。システムエラー。主砲、ジェネレーターの損傷を確認。モード:ガンナー維持できません。ノーマルモードに移行します。】


操縦席の内部が暗くなり、エネルギー残量が一気に減っていく。


「そんな...」

「アナ!どういう事⁈」

「主砲が損傷したせいでモード:ガンナーを維持できなくなったみたい... その上ジェネレーターの損傷でエネルギーが...」

「それはつまり...攻撃の手段がなくなった上に、戦える時間が僅かって事...?」

「うん...それにこの損傷じゃまともに戦えるかどうかもわからない...」


なんてことだ...


今までの人生で「最悪」という言葉は何度も使ってきたが、本当の「最悪」ってのは今のような状況を言うんだろう。


再びtypeGからの通信が入る。


「我々に向かってきた勇気は認めるが...まだ未熟だったようだな...冥土の土産に私の名を教えてやろう...私の名はライトだ...」


typeGは腕を高く上げトドメをさしにくる。


「さらばだ...」


「隊長...私...また...」


アナの震えた声が聞こえる...


「また...誰も救えずに...負けるの...?」


その時、俺の脳内に声が響いた。


〈まだ諦めるなッ‼ たとえ体が朽ちようとも人々の為、命ある限り戦え‼〉

「え...?」


なんだ...頭がぼんやりする...意識が...


その直後エネルギー残量の低下が止まり、操縦席が明るくなる。


『.....いくぞ...アナ!』

「え...?」


typeGの拳が振り下ろされる。


『まだ...諦めるかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼‼‼』


述明の肉体(からだ)は勝手に動き、レバーを引く。

機体は加速し、typeGの拳は空をきる。

出力は60%を超えていたが、機体は制御できている。


『アナ!モード:エクスキューショナーに移行しろ‼』

「は、はい! モード:エクスキューショナー‼」

【音声認識完了。モード:エクスキューショナーに移行します。】


右腕から小剣が出てくる。


「ほう...まだ動けるか...だが...」


typeGは脚部に格納された銃を取り出し、構える。


「終わりだ...」

『まだ終ってねぇだろうがぁぁぁぁ』


レバーをさらに引く。出力は85%を超えた。

機体は一瞬でtypeGの前へ接近する。


「何だとッ⁈」

『くらいやがれ‼‼ ファイナルエクスキューショォォォォォォォォォォォォォォォォン‼‼‼』


typeGは上に逃げようとしたが、小剣が脚部を貫いた。


「チッ 油断したか...」


typeGのそばに″歪み″が生まれる。


「お前たち、面白いな... また私を楽しませてくれ...」


typeGは″歪み″の中へと入り、その瞬間歪みは消えてなくなった。


『今回はなんとかなったようだな...』

「もしかして...隊長...ですか?」

『そうだ... だが、今はただのデータでしかない...』

「やっぱり隊長‼ あの...私...」

『おっとそろそろ時間みたいだな...』

「え...?」

『またな...』

「隊長‼待ってください‼」


頭がぼんやりする...


「..........隊長...? 隊長って誰...? .......あ、ガーディアンはッ⁈」

「倒したよ...」

「え⁈」

「隊長...ありがとうございましたっ!」


よくわからないが俺は初陣を勝利で終える事ができた。

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