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「忠通、聯句をもって茂明を試みるに、速記の才を見出すこと」速記談6041

作者: 成城速記部

 藤原敦基朝臣が、関白藤原忠通公の邸宅を訪れ、自分の息子たちのことを自慢した。その後、連句会が催されたとき、敦基の子息茂明が出席していたので、忠通公は、敦基の息子自慢を思い出し、茂明に、愚息を賢息と称す、と詠みかけると、茂明は、令明と茂明と即座に詠み返したので、このように機転がきくならば、敦基が自慢するのも無理はない、速記を学ばせても物になるかもしれない、とお思いになったという。



教訓:凡庸な人は速記に向かない。人と違った才を発揮するには、子供のころからいろいろな経験をするのが肝要である。

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