散歩の九百四十一話 午後も奉仕活動を頑張ります
昼食後も奉仕活動を行いますが、フォーメーションを大幅に変えます。
昼食も過ぎて炊き出しも一段落したので、僕も治療を手伝います。
シロとジョディーさんが馬に乗って不審者の取り締まりをするのだけど、これにはある理由がありました。
「「「すー、すー」」」
というのも、午前中張り切って奉仕活動をしたちびっ子たちが、昼食の満腹感もあってお昼寝を始めたからです。
教会の長椅子に寝かせてもらったけど、ちびっ子たちがとても頑張っていたのはシスターさんも知っているので、逆に微笑ましく見ていました。
時々アオが治療の合間に寝ているちびっ子たちの様子を見ていたけど、どうやら一時間以上はお昼寝しそうですね。
十分に体調を整えてから、ちびっ子たちも起きた順に奉仕活動に戻っていきました。
レンちゃんは一番小さいので、ゆっくりお昼寝していました。
こうして夕方まで僕たちは奉仕活動を続け、この日の活動を終えました。
「では、明日も奉仕活動に参ります」
「「「きまーす!」」」
「本当に皆さまありがとうございます。住民も、皆さまに深く感謝しておりました」
シスターさんに挨拶をし、僕たちはグロー伯爵家の屋敷に戻りました。
ちびっ子たちも、一生懸命にお手伝いをして住民に褒められて嬉しそうだった。
成功体験の一つとしても、今日は良かったかもしれませんね。
屋敷に戻ったら、お風呂に入って体を綺麗にしてから食堂に向かいます。
「おじい様、今日も頑張って治療しました」
「おじいちゃん、レンもアオちゃんと治療したー!」
「おお、そうかい。小さな治癒師が頑張っていると、屋敷にも報告があったぞ」
ガード君とレンちゃんが嬉しそうに報告をするので、ホーネット男爵も思わずニコニコしていました。
小さな治癒師がいるというのは本当に屋敷にも届いていたらしく、暫定当主となった嫡男にも届いていたそうです。
「ホーネット男爵の方は、調査如何でしたか?」
「グロー伯爵領には、普通に開発可能な農地がたくさんある。生産を進めれば、新たな王都への農作物供給拠点となるだろう」
これも、捕まったグロー伯爵が領地改革をせずに贅沢ばっかりしていた影響だそうです。
計画を立てて開墾していけばいいそうで、普通に国から申請金を得られるレベルだそうです。
ただ、前回のグロー伯爵が出した申請書は土地の位置が滅茶苦茶だったので、嫡男が改めて申請書を出す必要があります。
上手く冬のうちに開墾すれば、来年春から野菜の増産ができるそうです。
申請書自体は明日にもできるそうなので、明後日僕たちが王都に戻る際に一緒に申請書を持っていくそうです。




