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【コミカライズ化】異世界のんびり散歩旅  作者: 藤なごみ


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散歩の九百話 子どもたちが屋敷に遊びにきます

 さっそく子どもたちが昼食を食べ始めたのだけど、みんなとても美味しそうにお肉を頬張っていた。

 僕たちも席に着いて昼食を食べているけど、やはり一流の料理人が料理を作るととても美味しいなあ。


「「「すごーい、クレープ美味しいー!」」」


 僕の作ったクレープも、子どもたちに大好評でした。

 そして、あっという間に完食した子どもたちだったが、フランがある事を提案してきたのだ。


「ねーねー、午後は一緒に遊ぶ?」

「「「あそぶー!」」」


 どうやら、午後は何も予定がないのでフランはみんなと遊びたいみたいですね。

 でも、流石にジェフちゃんや他の子達の予定を確認しないといけません。

 すると、陛下と閣僚の面々も食堂に入ってきました。


「どうやら、みんな仲良くなったみたいだな。どうせ遊ぶなら、スーとシュンの屋敷に行けばいい。下手な所に遊びに行くよりも、余程安全だ」

「「「わーい」」」


 宰相や農務大臣などの面々も、僕の屋敷にいると分かれば仕事終わりに迎えに行けばいいと気楽に応えていた。

 それでいいのかいと思いつつ、アオも一緒にいるので安全は確保されているでしょう。

 ということで、昼食を食べ終えたら馬車に乗って王城から僕たちの屋敷に向かうことになりました。

 仲良く遊んでくれるなら、僕とスーも全然問題ありません。

 そして、屋敷に着くと更に小さな子が僕たちを出迎えてくれました。


「皆様、お帰りなさいませ」

「「あうー」」

「「「わぁ!」」」


 屋敷に着くと、ベリアさんが僕たちを出迎えてくれました。

 そんなベリアさんの足元には、つかまり立ちをしているガイちゃんとブレアちゃんの姿がありました。

 ブレアちゃんはまだハイハイしか出来ないけど、つかまり立ちはかなり上手になりました。

 そして、二人とも新しいお友達に興味津々ですね。

 ちなみに、先触れの兵が僕の屋敷に来ていたので、みんなを迎える準備は万端です。

 皆で、我が家の勉強部屋に向かいました。


「「あぶあぶ」」

「か、可愛いですわ!」

「「ちっちゃーい!」」


 ガイちゃんはよちよち歩きながらコリーナちゃんのところに、ブレアちゃんは高速ハイハイでデニー君とドット君のところに向かいました。

 他の子ども達も集まって、皆でワイワイと赤ちゃんと触れ合っていますね。

 しかし、子ども達はある意味限界でした。


「「「ふわぁ……」」」


 緊張からも解放されたので、眠くなったみたいですね。

 勉強部屋に置いてあるベッドに、ジェフちゃんが真っ先に入りました。

 更に他の子も続いて行き、あっという間に固まって寝ちゃいました。

 流石に、シロとジョディーさんは起きているけどね。


「ふふ、とても可愛らしいですわね。仲良さそうにくっついていますわ」


 スーがタオルケットを皆にかけてあげていたけど、とても微笑ましい光景ですね。

 ちびっ子たちは、おやつの時間まで仲良く寝ていました。

 その後は、迎えが来るまで楽しそうに遊んでいました。

 これなら、喧嘩したとしても直ぐに仲直りもできそうですね。

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