散歩の八百九十九話 中庭と楽しみなところに移動します
では、今度は王城の中庭に向かいます。
皆で暫く王城内を楽しく歩いていると、目的地の中庭に到着しました。
「「ブルル」」」
うん、何でうちの馬が中庭にいるかはさておき、さっそく中庭での授業内容を説明しましょう。
子どもたちの側にうちの馬がやってきて新しい子どもたちは少しビビっているけど、馬が何かする事はないのでそのまま話を進めましょう。
「中庭では、剣や魔法の授業を行います。初めての人は、改めて魔法適性を確認します。また、中庭で絵の授業をする時もありますよ」
「「「はーい」」」
子どもたちは僕の話を聞いて元気よく手を上げているけど、特にコリーナちゃんが拳を握ってふんすってやる気をみせていた。
どうやら、コリーナちゃんは活発な性格だから、剣と魔法の授業が待ち遠しいみたいですね。
そんな中、フランがこんなことを皆に言いました。
「あのね、お馬さんも魔法を使うんだよ。とっても強いんだよ!」
「「ヒヒーン!」」
シュイン、シュッシュッ。
「「「わあ、凄ーい!」」」
馬が風魔法を使って芝生を少しだけ刈ると、新しい子どもたちは目をまん丸にするほど驚いていました。
どうやら馬も子どもたちに魔法を教える気満々らしいが、新しい子ども達も馬のことを凄いと言っているしお互いに仲良くなれそうです。
では、最後の場所に向かいましょう。
ある意味、皆が一番楽しい場所かもしれません。
うちの馬と別れて、再び王城の中を歩いていきます。
ガチャ。
「はい、ここが最後の場所です。勉強を頑張ったら、ここで皆と一緒に食事をします。また、料理体験をすることもありますよ」
「「「わーい!」」」
やってきたのは王族専用食堂で、ジェフちゃんと一緒に勉強をしている子どもと勉強を教えている教師はこの食堂を使って良いことになっています。
子どもたちの安全面を考えても、王族専用食堂を使う方が良いということになりました。
僕たちの屋敷に行くという手段もあるけど、それだと移動が面倒くさいことになります。
「今日は王城のシェフが作った昼食と、僕の作ったおやつを用意しました」
「「「やったー!」」」
子どもたちが席に着くと、美味しそうなお肉料理と僕が作ったクレープが出てきました。
昨日のうちに王城に納品していて、昼食のタイミングで出して貰いました。
なお、陛下や王妃様からもクレープを出すように要求されたので、少し多めに用意してあります。




