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【コミカライズ化】異世界のんびり散歩旅  作者: 藤なごみ


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散歩の七百六十二話 今日の予定は?

 こうして無事にアオとゴリアテさんの手合わせが終わりました。

 ラストさんと皇帝陛下はもの凄いやる気になっているけど、残念ながら今朝は時間がないので明日にお預けになりました。

 ゴリアテさんなんかはざっと汗を流すそうなので、その間に食堂に行って朝食を食べます。

 その間に、ベルルさんが今日の予定を説明します。


「本日は、この後到着の謁見を行うことになっております。午後は皇妃様と教会に行って頂き、奉仕活動を行います。その後、歓迎の夜会を予定しております」


 おお、予定が詰まっているけどこのくらいは普通らしいです。

 奉仕活動は治療を行う予定らしいけど、僕たちにとってはいつもやっている通りにすればいいだろうね。

 ホルンとヴィヴィは治療できるので、やる気満々です。

 こうして予定が決まったので、午前中はきちんとした服を着ることになりました。

 朝食を食べ終えると、僕たちは部屋に戻って着替えることになりました。


「うーん、角が引っかかって着替えられないよー」

「髪の毛やってよー」

「パパー、ドレスが着替えられないの」

「だあ、ちょっと待って。順番だよ」


 アヤがそばに控えているのに、フランたちは次々と僕に着替えをして欲しいと押し寄せていました。

 シロは着替え終わっているけど、髪の毛はアヤに梳かしてもらっています。

 というか、僕の着替えがまだ終わらないんですけど。

 そんなことを思いながら、まずは三人の着替えを終わらせます。

 そして、ぱぱっと自分の着替えをしてから今度は三人の髪の毛を綺麗に整えます。

 そのあとは、小さなネックレスなどを身に付けさせて、これで完了です。

 ようやく自分の身支度ができると思い、ホッとしました。


「あのさあ、せっかくアヤがそばにいるんだから、アヤに頼もうね」

「シュンがいい」

「シュンお兄ちゃんがいいの」

「パパがいい」


 うん、なんとなく回答がわかっていました。

 これには、アヤも苦笑するばかりです。

 こうして、僕の部屋の面々の着替えが完了しました。

 着ていた服は、僕のアイテムボックスに入れて後で生活魔法をかけておこう。

 部屋の鍵をかけると、スーたちも部屋から出てきました。


「シュンさん、お待たせしました。何だか疲れていますけど、いつものことですか?」

「ああ、そうだよ。いつになったら、僕以外の人に着替えさせてもらうのだろうか……」


 スーは、直ぐに何かあったと理解したみたいです。

 ちなみに、スーの部屋にいたジョディーさんとノアくんは、頑張って自分で着替えたそうです。

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