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【コミカライズ化】異世界のんびり散歩旅  作者: 藤なごみ


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散歩の六百二十四話 みんなの冒険者活動は?

 そして、話はフィーナさんとシルビアさんの冒険者活動に移りました。

 因みに、パールちゃんはアオとスライム談義をして盛り上がっています。


「パールちゃんが、どんどんとパワーアップしたの。治療もとっても頑張っていて、雷魔法も強力になったわ。シルビアさんも、土魔法で開墾や道路整備をしてくれているんです!」

「「「「おおー! すごーい!」」」」

「いえ、私なんて……」


 フィーナさんは少し興奮したように話をしているけど、どうもパールちゃんとシルビアさんは相当頑張っているみたいですね。

 北の辺境伯様が土地の開発に土魔法が有効だと理解しているからこそ、シルビアさんに色々と頼んでいるのでしょう。

 これが獣人の多い西の辺境伯領だったら、「細かい事は気にしないでパワーだ!」になりそうです。


「シルビアさんは、魔法の訓練は順調ですか?」

「シュンさんとスーさんに教えて貰った訓練方法を、頑張って毎日行っています。大変ですけど、確実に効果を実感しています」

「それなら良かったですわ。きっと、来年の武道大会は本戦出場間違いなしですね」


 毎日の訓練に加えて依頼でも魔法を使っているとなると、かなりの魔力制御を行っている事になります。

 スーだけでなく、僕たちも本戦出場は間違いなしだと思っています。

 そもそも、予選でアオに当たったのがシルビアさんの運のなさですよね。

 因みに、アオは武道大会のチャンピオンなので、次年以降は規定によって大会に参加できないそうです。

 ここで、アオのちょっとした話が出てきました。


「えー! アオちゃんって、冒険者登録したんだ。すごーい!」

「人の言葉を理解して、更に頭が良いですもんね」


 アオがアイテムボックスから冒険者カードを取り出すと、フィーナさんとシルビアさんはかなり驚いていた。

 そりゃ、アオの見た目は普通のスライムだもんな。

 パールも、触手をぱちぱちと叩いてとっても喜んでいます。

 そのうち、パールも頑張れば冒険者登録出来るかもしれませんね。

 こうして、夕方前まで楽しくお喋りをしていました。


「フィーナ、今日はありがとうね。また来るわ。シルビアさんもありがとうね」

「スーお姉様だったら、いつでも大歓迎です!」

「私が言うのもなんですけど、またお越しください」


 こうして、北の辺境伯家の王都屋敷で行われたお茶会は無事に終了しました。

 うーん、この流れで行くと、今度は西の辺境伯家のお茶会にもお呼ばれしそうですね。

 でも、こうして各地で会った色々な人と再会できるのもとても嬉しい事です。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 貴重な話ばかりで良かったです!これからの展開を楽しみにしています!
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