散歩の千百七十四話 聖教皇猊下殺人未遂事件
捜索の前に、フランたちにある事を頼みます。
「念のために、大聖堂内に浄化魔法をかけてね。あと、意識が混乱している人たちには回復魔法やポーションを飲ませてあげて」
「「「「「任せて!」」」」」
「「「ヒヒーン」」」
いつの間にか馬も大聖堂の中に入ってきているけど、交代でちびっ子たちの護衛と外の監視を行うそうです。
一頭が大聖堂の入り口に移動したけど、豪華な馬具を身に着けているので式典か何かだと思われていますね。
では、改めて探索魔法を……
シュイン、もわーん。
「えーっと、部屋みたいな所に人の反応が固まっています。数カ所に分けられていますね」
「よし、それでは手分けして探すぞ。あと、部屋に突入する時は事前に部屋に向けて浄化魔法を放つように。シュン殿の浄化魔法は凄まじいが、我々も複数で放てば同じ事ができるぞ」
「「「「「はっ」」」」」
おお、流石はザンギエフ様です。
ただ探すのではなく、対策まで指示していますね。
ゲス枢機卿一派の事だから、何かしている可能性もありますね。
王妃様は大聖堂内に残るそうなので、僕とスーも聖職者を探します。
シュイン、ぴかー!
「うーん、そこら中に嫌な臭いが充満しているね。さっき、鑑定したら催眠香って出たよ」
「もしかしたら、人々を無理矢理催眠状態にさせて何かをしようとしたのではないでしょうか」
スーと周囲を浄化しながら進むけど、ゲス枢機卿一派が大聖堂を占拠しようとした可能性が高いと思った。
もしかしたら、強引に聖教皇選挙を行って実権を手にしようとしたのかもしれない。
シュイン、ぴかー!
「僕たちは、この部屋に入ります」
「シュン殿、頼んだぞ」
聖騎士と手分けをしながら、僕たちも浄化しながら部屋に入ります。
かなり広めの部屋に入ると、凄惨な現場が目に飛び込んできたのです。
「うぅ……うぐっ……」
「聖教皇猊下、しっかりして下さい!」
かなり高位だと思われる聖職者が、腹を刺されて血塗れで倒れていたのです。
若いシスターが懸命に治療しているけど、傷は深くかなり良くないことが分かった。
そして、他にも複数怪我をしている聖職者がいた。
「スー、直ぐに治療を。僕は、コイツを倒す!」
「シュンさん、お願いします!」
僕とスーは、手分けして対応する事にした。
そして、僕は刃物を手にしている如何にも怪しい聖職者に対峙した。
「お前が、聖教皇猊下を刺したんだな」
「ふん、崇高なるゲス枢機卿様に強力しないばかりが、事もあろうが破門にしたんだ。ゲス枢機卿様が聖教皇になる為に、邪魔な者は死んでもらうぞ!」
何で、ゲス枢機卿一派は誰も頼んでもいないのにペラペラと喋るのだろうか。
それはそれとして、久々に僕も頭にきました。
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