散歩の千百四十三話 明日以降の予定
そして、全員が屋敷に揃ったところで今後の予定を話し合います。
「明日、王都に向けてトーリーたちが出発する。奴らが襲撃する可能性も否定できぬ。とにかく、厳重な警戒をしつつ出発させるのじゃ」
王妃様も、かなり警戒して対応すると言っていました。
はっきり言って、現在の人神教はテロ組織みたいなことを行います。
ですので、引き続き厳重警戒をしないといけません。
「妾たちの出発は、三日後を予定しておる。最初に隣接する領地で情報収集を行い、その後は一気に聖都に向かって進む予定じゃ」
ゲス枢機卿一派をはじめとする人神教の面々が、僕たちを妨害することは想像に難くない。
仮に妨害行為があったら、遠慮なくぶっ飛ばすと王妃様もザンギエフ様も宣言していた。
僕も、みんなに危害が加わりそうな時は遠慮なく対応する予定だ。
「聖都に着いてからの予定は、着いたタイミングで決める予定じゃ。正直なところ、いつ聖都に着くか分からぬ」
「我々としては、できるだけ早く聖都に着きたいと思っております。やはり、道中の安全を確保するのが一番大変ですので」
「余程のものが現れぬ限り、妾たちの敵ではない。最悪、強行突破するのみじゃ」
僕としては、王妃様の言う強行突破をしないことが一番大事だと思っていた。
とはいえ、うちの馬なら強行突破はできるんだよね。
馬車が持ちこたえるかは分からないけど……
「恐らく、到着した各地で何らかの行事を予定している可能性がございます。しかし、全ての都市に過分な対応は不要と通知しております」
「逆を言うと、華美な対応をするところは怪しいと言えよう。出迎え対応はする予定じゃ」
教会側がいくら呼びかけても、結局は統治している人次第なんだよね。
普通の対応を期待するけど、もしかしたら自分が推す候補者への働きかけをお願いする可能性もあります。
あくまでも僕たちは中立の立場なので、誰かへの投票依頼はしません。
「取り敢えずは、こんなものじゃな。後は、臨機応変に対応すれば良いじゃろう」
「「「「「はい!」」」」」
結局は、そうなりますよね。
僕たちは各自で動けるので、多分どうにかなるでしょうね。
「では、妾は孫と風呂にでも入るとするか。シロたちも一緒で良いぞ」
「「「「「わーい!」」」」」
王妃様は、サッサと話を切り上げてみんなとのんびりしたいみたいですね。
もちろん、ケントちゃんやシロたちも大喜びでした。




