散歩の千百二十五話 今度は荷物講習です
「じゃあ、そろそろ訓練場に移動して下さいね。お手洗いも忘れないでね」
「「はい!」」
ほら、ギルドマスターが余計なことを言ったから、オオカミ獣人の二人の態度が大きく変わっちゃったじゃない。
素直になったのは嬉しいけど、ちょっとビクビクしながら僕たちを見ているよ。
後はギルドマスターやギルドの職員が対応してくれることになり、僕たちは訓練場に移動しました。
既に多くの新人冒険者が訓練場に集まっているので、早速荷物講習の準備を始めよう。
僕とアオのアイテムボックスから色々なものを取り出し、先に出しておいたシートの上に並べた。
新人冒険者たちも、興味深そうに荷物を見ていますね。
「それでは、これより荷物講習を始めます。今回は、僕が講師をします。皆さん、近くに寄って見て下さい」
全員揃ったところで、早速荷物講習を始めます。
町中用、野営用など、目的に合わせた内容になっています。
「どんな依頼を受けるかにより、荷物は変わります。受付のお姉さんに確認して、必ず必要なものを持ちましょう。また、魔法が使える人は、早めにマジックバッグを入手することをお勧めします。というのも、どうしても持てる荷物量に限界があるからです」
大きなリュックサックを背負って動くこともできるけど、基本的に両手は開けて起きたいです。
なので、ホルンたちにも必ずマジックバッグを持たせています。
「そして、必ず必要なのが水です。水魔法が使えたりマジックバッグに大量の水を貯められない時は、必ず水筒を持っていくようにしましょう。一日食べなくても人は動けますが、水が無いと直ぐに弱っています」
他の新人冒険者向け講習でも口酸っぱく言っているのが、水の大切さです。
やはりというか、新人冒険者たちはかなり驚いていました。
人は、意外と水を飲むんだよね。
「荷物を仲間で分担して持つのもいいでしょう。ただし、一人に荷物を押し付けないように」
荷物持ちしかやらせない酷い人もいるし、本当に気をつけないと。
少なくとも、最低限の荷物は自分で持ちましょう。
その後も、色々な話を進めていきます。
うん、今回はオオカミ獣人も素直に聞いていますね。
「武器講習をしている際にも、この荷物は出しておきます。参考にして下さい」
「「「はい!」」」
これで、荷物講習は終わりだけどまだまだ講習は続きますよ。




