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散歩の千五十六話 いよいよ新年です

 翌日は、いよいよ新年です。

 前日も普通に仕事していて、前世の大晦日みたいな行事がないので何とも言えないけど。

 この世界では、僕は十六歳になります。

 シロも十歳になり、最近は身長も高くなりました。

 スーは今年十四才で、来年成人ですね。


「「「おはよー!」」」


 元気よく食堂で挨拶をした、フラン、ホルン、ヴィヴィも七歳になります。

 初めて会った時と比べると、これまた体が大きくなったね。

 ジョディーさんはシロと同じく十歳で、ノア君はフランたちと同じく七歳です。

 ノア君も、最近はだいぶ男の子らしくなってきました。


「皆さま、おはようございます」

「「はよー!」」


 ベリアさん、ガイちゃん、ブレアちゃんも、元気よく食堂に姿を現しました。

 ガイちゃんとブレアちゃんも今年二歳になるし、きっと言葉もいっぱい覚えるはずだよね。

 ルーシーさんとリリスちゃんは育児部屋にいるけど、リリスちゃんもすくすくと成長して欲しいです。


「今日は、スーは王族として動き、僕とシロは貴族枠として謁見に参加するよ。アオは、ジェフちゃんの側にいて欲しいって」


 シロは名誉男爵だけど、聖教皇国に行く件があるので謁見への参加は必須です。

 そして、アオはジェフちゃんとマリアちゃんをしっかり守るぞとやる気満々です。


「また教会の広場で新年の顔見せがあるけど、今年はうちの馬と若馬の三頭でいいことになっているよ。フランたちは、王城の勉強部屋で勉強だね」

「「「「えー!?」」」」


 フランたちだけでなく、珍しくノア君もブーブーと文句を言っていました。

 ジョディーさんは仕方ないねって表情だけど、これは王太子様の指示です。

 コリーナちゃんたちも王城に来ているので、一緒にいて欲しいそうです。

 そして、別件もあります。


「ガード君が表彰されるから、その間レンちゃんの様子を見て欲しいんだよ。もちろん、ガード君が勉強部屋に来たらおめでとうって言ってあげるんだよ」

「「「「「「はーい」」」」」」


 シロとジョディーさんも、僕の話を聞いて元気よく返事をしています。

 ガード君なら、この先も功績を積み上げて自分の貴族家を立ち上げるのではと思っています。

 祖父のホーネット男爵も、ガード君の功績を聞いてきっと喜ぶはずですね。


「じゃあ、朝食を食べたら王城に移動するよ。みんなも、キチンと着替えようね」

「「「「「「はーい」」」」」」


 ちびっ子たちは、元気よく朝食を食べ始めました。

 僕も早く食べ終えて、貴族服に着替えないといけないね。

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