第32話 Episode of 犯人 (4)
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そして私は今から半年前、『電脳少女』のマネージャーになった。
担当になった私に、彼女たちは明るく挨拶をしてきた……私がどんな気持ちでここに立っているかも知らないくせに…
マネージャーになったばかりで2人を殺してしまえば私が真っ先に疑われると思い、なかなか計画に移せなかった。
私は、彼女たちからの信頼を得るために必死でマネージャーの責務を全うした。
穂乃果の復讐が果たせるのなら、どんな苦労も惜しまないつもりだった。
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そしてマネージャーになってから半年後、私にはこれ以上ないチャンスが巡ってきた。
11月28日、撮影後に打ち上げが開催される事になり、結城と風見の送り迎えを私が任されたのだ。
結城と風見の家は目と鼻の先くらいの距離なので、おそらくタクシーからは一緒に降りるだろう……そう思った私はその前日、近くのゴミ捨て場に犯行に使う為のバットと黒い服を置いた。
計画当日、私の読み通り2人は同じ場所でタクシーから降りた。
私は2人が降りた後、角を曲がったところでタクシーから降り、準備していた黒服に着替え、バットを持って2人を襲った。
しかし、その計画は瀬良という男のせいで失敗に終わう。
それに、最悪な事に顔を見られてしまった……
しかし病院に行くと、ラッキーなことに風見と瀬良は事件の時の記憶を失っていた。
2人の記憶が戻ることを恐れた私は、瀬良を近くで監視できるよう2人が瀬良と関わるのを許可した。
しかし、やはり生かしておくのは危険だと思った私は瀬良を含めた3人をまとめて殺すよう計画を立てることにした。
スキーもクリスマスも失敗に終わったが、1月10日のライブ翌日に適当な理由をつけて3人を呼び出して殺すことにした。
が、3人を一気に相手するのは現実的に厳しい……そう思った私は光莉を利用する事にした。
光莉には、3人が毎晩カフェで光莉を除け者にし、光莉の悪口を言っているという事を遠回しに伝えた。
光莉の性格からするに、まず間違いなく覗きにくるだろう……結城と風見にだけは嫌われたくないとおもっているからだ。
そして、4人で話していると、思った通り光莉が窓の外からこちらを覗いていた。
私はそれが光莉だと知りながら、皆に窓から誰かが覗いていることを怯えたフリをして伝えた。
無駄に正義感の強い瀬良は黒服を追いかけると言い出した……これも予想通りだった。
私は、この事を警察に伝えて店で待つという嘘をつき、3人で瀬良を待つ事にした。
もちろん私は警察になど伝えず、持っていたスタンガンで2人を気絶させた……
1人ずつ目の前で殺してやろうと思った私は、2人を縛って瀬良の帰りを待った。
そして私は、呑気に帰ってきた瀬良を気絶させた。
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では!




