目覚め~後輩女子の気持ち~
この台本は声を使った活動をされる方々のために執筆いたしました“フリー台本”となります。ご使用に関しては特に制限はございません。また、作者に許可を取る必要もありませんので、お気軽にお使い頂けたら嬉しいです。
おっじゃまっしま~す……ふふ、ぐっすりと眠ってるね。
はぅ、何度見ても可愛い寝顔♪ はぁ~……だけど、いつになったらあたしの気持ちに気付いてくれるんだろう。
えいえいっ、ぽっぺたにイタズラをしちゃうんだからっ!
毎朝こうして起こしに来てあげてるのに、この鈍感な先輩ときたら……む~~。
ねえ、普通は女の子に、それも幼馴染みの後輩に起こしてもらうのって男の理想とかじゃなかったの?
って、寝てる先輩に言ってもしょうがないんだけど……ぐぬぬ、考えたらちょっとムカついてきちゃった。
起こさないように気を付けながら、耳に息を吹きかけちゃうんだから。
ふーー、ふーー。ん? 今ちょっと先輩が嬉しそうな顔になった気がする。
どんな夢を見ているのかな~。あたしの夢だったらいいな。……って、そうじゃないでしょ!
あっ、いけない。大声出しちゃったら先輩が起きちゃう。
……はぅ、どうやら大丈夫みたい。くすくす、気を付けなきゃね。
それにしても、いつの間に先輩の体ってこんなに大きくなったのかな。
ちょっとだけだったら、さ、触ってもいいよね。よし、いいことにしよう。
じゃあ、まずは腕に……うわぁ、これが男の人の腕、あたしのと違って、すっごく硬い。
じーーー、えいっ。ふふ、頭の上に先輩の手を乗っけちゃった♪
なんか、落ち着くな~、それにベッドからも先輩の匂いがするし。
スンスン……もっと先輩と一緒にいたいよ。このまま、ずっとこうしていたいな。
先輩♪ ごめんね、もう限界なの。でも、先輩が悪いんだからね、あたしの気持ちに気付いてくれないんだから。
……唇だけ、せめて唇だけもらちゃうよ。ごくり、いっ行くよ。
んぅーーー、ん? って、先輩!! こ、これは違うの。えっと夢だから。
えっ、そんなこと言っても無駄って、ふぇぇ~~! ひょっとして、今までの全部見られてたってこと!?
うんって、恥ずかしい~。うぅ、か、可愛いなんて言われても恥ずかしいのは変わらないんだからね。
もう、こうなったら、隠さずに言っちゃうもん……先輩のことが好き!
ずっと前から先輩に夢中だったの。だから、あたしと付き合って欲しい……だめ、かな?
……ふふ、嬉しい。先輩もあたしのことが好きだったんだね。せ~んぱい、ちゅ~~♪ 大好き、ずっと好きでいてくれないと怒っちゃうからね。
あと、あたしって、嫉妬深いから、覚悟しておいてね、先輩。
これから彼氏としてよろしくお願いします♪




