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リセット  作者: peach-pit
2/10

Part2

「あなた・・・誰?」



私の目の前に現れた男の子。



よく見ると、白い羽がついており、頭上には金のわっかが浮いている。




なんか・・・天使みたい。




「俺はツバサ。天使だ」


「へぇ〜。やっぱり天使さんかぁ」



ん?!




・・・・




「て、天使?!」


「おう♪」




ツバサはにっこりと笑う。




天使って・・・やっぱり天使?



あーもう自分でも意味分かんない!!




私は頭をポカポカと叩く。




「おめー何やってんの?」


「え?いやっ。何にもないよ」



私は頭を叩いていた手を止める。



そして、苦笑い。



「そいやおめーの名前は?」


「私?私は矢澤やざわナミ」


「ナミ・・・」



ツバサは私の名前を聞いたとたん放心状態になってしまった。



「ツバサ?ツーバーサ!!」


「え?!あ・・・いや」



私の声で我に返ったのか、口を開いてくれた。



「・・・どうしたの?」


「・・・」



黙り込むツバサ。



「ツバサ?」



ツバサは私をじーっと見つめる。



そして私の髪をくしゃくしゃと撫でた。




「ちょっ!何す・・・」


「なんもねーよ!ばーか」



ペロッと舌を出し、ニッと笑うツバサ。



「・・・そーですかぁ!」



私は乱れた髪を丁寧にもどす。



もう!髪は女の命なんだからねっ。



「そいや・・・なんで私ってココにいるの?」


「それは・・・」

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