4・情報収集 国の闇
どうもスカーレットです。
今回は少し短いかもしれません。
俺たちはメイドに案内されてそれぞれの部屋に入っていった。
「何か用がありましたらお呼びくださいませ。」と言ってメイドは出ていった。
(さてと、どーするかな。とりあえず情報収集収集でもしますかね。)
メイドさんに書庫の場所を聞き書庫へ向かった。
(やっぱ調べるならまずは魔法っしょ。)
俺は書庫で魔法に関する本を読むことにした。
読んでいるうちに気になる内容を見つけた。
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【隷属魔法】
隷属魔法・・・文字通り対象を隷属させることによって、様々なことを強制させることができる魔法。過去には、英雄などに施すことによって戦争に使ったこともあった。
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「隷属魔法か…これ、俺らも例外じゃないよな?気をつけねーとだな。」
俺がそんなことを考えていると誰かの視線を感じた。
「ん?今視線が…気のせいか。」
そうしてしばらく魔法に関する本を読んでから部屋に戻った。
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王城のとある部屋にて…
「カンナヅキカイトが隷属魔法などの存在に気づき始めたようです。」
黒装束の男が目の前にいる者たちに報告をした。
「そうか…ならば奴は生かしておけんな。」
そう呟いたのは国王だった。
「よし、カンナヅキカイトを今日秘密裏に消せ。それと、スラムから1人適当に捕まえてこい。後始末はこちらでする。」
国王がそう指示すると、
「はっ」
黒装束の男は返事をするとどこかへと消えていった。
「全く余計なことをしてくれる。」
国王のつぶやきは部屋の中でこだましていった。
どうだったでしょうか。
誤字脱字などありましたら教えていただけると幸いです。
コメントお待ちしております。