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第1章

ニートになった

仕事を辞めた

理由はあるけれど考えたくない

この世から消えたくて仕方がない

布団に丸くなって眠れない間眠るまでの秒数を数える

60秒毎に数えなおして繰り返す

1…2…3…4…

おかしな行動の自覚はあるがこれ以外にやることが無い

12…ガタンッ

玄関が空いた音だ 何だ何が入ってきた

誰かが音をたてながらリビングに入っていく

いい機会だこの際殺して貰うのはどうだろうか

今、空き巣がいる場所はリビング、数歩移動すればキッチンで包丁は片付けてない。

前から詰めれば反射で刺してくれると思いたい

最悪死なずとも死にかけにはしてくれるだろう、窃盗する度胸はあるのだから

手音を立てないよう部屋から出たら、廊下でわざとらしい大きな音をたてリビングに入る、壁際でびっくりしている

何だその阿呆面

キッチンまであと2歩程度

1歩

後ずさりした空き巣が台所の包丁に向く

2歩

柄をしっかりと握った

3で走り出して

驚いた空き巣は包丁をまっすぐ私の胸に刺した

予想よりも有能らしい

「ありがとう、予想通りだよ」

何故かもう1回刺された

首を

口から血を出してるのに褒められたら喉も流石に刺すかもしれない

これで死ねないことは無い

来世は役に立てるように頑張ろう

来世があったらの話だが



手の込んだ自殺ですね〜?


折角死んだのにまだ死ねないんですか?


貴方にはとある世界へ行ってもらいます




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