どこか、やさしい場所へ
どこかやさしい場所へ
視線は真っ直ぐに
まだ、はっきりと映し出す
シグナルを見つめる
肩に降り積もる白い妖精たちは
ふたりの会話に注目している
いまなら、理由なく
「進め」の青色のシグナルに沿って
踏み出してゆけるね
たしか、あのときも
こんな感じだった
あなたの気持ちを優先するあまり
大事なことが抜けてしまってた
もう一度だけ、
あなたのココロが目覚める前に
大事なことを伝えたい
もっと他人事のように
ふたりの距離なんて後回しにして
他に話したいことあるのなら
そのように・・
これから、どんなふうに恋は進んでく
前のわたしなら
誰かに委ねたいと思ってた
たしかに弱いわたしがいた
降り続く雪の壁にさえぎられ
だけど、
誰かに委ねることはしない
ぼんやりとしたシグナルの向こう側
まだ見ぬ未来の先に
たしかなもの
見つけられるはずだから