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王子と孤独なティータイム  作者: 夜に憂う
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王太子クロードの霧がかったティータイム①

「やっぱり、王太子のクロード様だよな。」


ある大国の宮殿に、いつも通りの日常が繰り広げられていた。


「ああ。勉学も、剣術も1ヶ月かそこらで教師からお墨付きを貰える程の実力。今はもう剣術は実践を行っても勝つこと間違いなし。勉学もこの国の研究者と同じ位の知識量。しかも、いざとなったら下の人に指示を出せる決断力。さらに、誰にでも平等に接せられている。将来有望間違いなしのお方だ!」


「本当、君ってクロード様好きだよね。」


「ああ。最高のお方だ!もし、婚約を申し込んでくださったら、天にも舞う気持ちになるだろう。」


「でも、クロード様って何か怖いよね。笑顔も、態度も薄っぺらい仮面のような気がして。」


「お、お前!何いってるんだ!この宮殿で一番言ってはいけないことを。」


「もちろん知ってるよ。ただ、そう思っただけだから。」






◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


『何か怖いよね。』


その言葉がずっと俺を縛っている。

昔、何気なく言われたこの言葉。いつもの品定めして、陰口しか言わない会話を、いつも通り無視して行こうといつもの習慣がついた頭はそう考えていた。



だけど、なぜか足が止まってしまった。いや、止めてしまったのだ。


自分を誉める言葉は呆れるほど聞いた。だけど、あいつは違った。あいつは、普通宮殿で絶対に言ってはいけないことを堂々といい、そして自分の本質を当てたのだ。






今まで、誰にも言われてないのに...



誰にも気付かれてないのに....



誰にも気づかれてはイケナイのに....



イケナイのに........!




あ、そうだ。お父様に気付かれる前に殺っておかなくては。

自分の頭はそれしか考えられなかった。





◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇





「誰にでも平等と名高い王太子様が、自国の平民に刃を向けてもいいのですか?」


その人は、自分の命が脅かされているというのに平然と立ち、まるでそんなことは関係ないと言った風に自国の王太子を挑発してきた。




もし、こんな作品を見てくれた方がいらっしっゃたら、ありがとうございます!

こんな文章能力のない自分でも、頑張って書こうと思うので、見てくれたら嬉しいです。

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