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ヒロインを登場させたかったので書いてみました
まだまだ出てくるのは後と思ってもいいかもしれませんね
〜2年前〜
「お前達は弱い。だから我が隠れ家に行ってもらおう。」
「もちろんお父様も一緒ですよね!?」
「いいや我は行けない。その代わり黄龍を護衛として連れて行かせる」
「そんな!?お父様が行かないなら私達は行きません!」
「バカ者!!お前達が大事だから言っているのであろう!?黄龍連れて行け!!」
「承知致しました。」
「そんな!?お父様!!黄龍やめなさい!!」
「すいません お嬢様その命令には従えません」
ドスッ!そんな音が後ろから響いた
「黄龍……何……を?」
「大人しくして下さらないならするまでです」
「すまぬなお前達もう会えぬかもしれぬな……」
そんなお父様の声を最後に私は意識を手放した
〜現在〜
「それではお嬢様方買い物をしに街まで行ってきます くれぐれもこの隠れ家から出ないように」
「分かってるわよ黄龍もうあんな事しないわ」
「その言葉が聞けて安心しました 妹様と遊んで待っていてくださいね では行ってきます」
「行ってらっしゃい黄龍」
そう言うと黄龍は龍の姿になり空に消えていった
この隠れ家は地下にあるがここの天井には転移魔法陣がありそこから出ていっているのであろう 前はお父様の所に行こうとしてあそこから出ようとしたら魔法陣には何らかの魔法がかけられているのか弾かれてしまった それがバレた時はこっぴどく怒られてしまった
「お姉様この本読んで〜」
そう言って妹のミーシャが分厚い本を持ってきた
「分かった じゃあミーシャの部屋で読みましょうね〜」
「やった〜!」
そう言いながらピョンピョンとはねている
はぁー私を人間のお姫様みたいにこんな所から救い出してくれる運命の人はいなのかな〜
そう思いながら私は上を見上げた
補足姉がリーシャ、妹がミーシャです