悪魔と善魔
まだ章立てしていない箇所は、このストーリーの世界観を書き留めたものや、ずっと先に発生するシーンをざっと書き留めたものです。この時点ではまさにネタばれなんですが、僕の頭の中で展開するストーリーはこんな感じなので今しばしご勘弁ください。
この世界の住民をざっと分類してみました。人族は、体内に魔素を内包させることは可能ですが、魔素が存在しなくても生存することはできるため、我々の世界に移住することが可能でした。
魔族や獣人は魔素が存在しない我々の世界に移住することはできませんでしたがz移住した人族の子孫にもその存在は語り継がれ神話や聖典に登場します。
人族には、ヒューマン、ドワーフ、エルフ、ホビット、ジャイアントなどがいる。これらはすべて人族の亜種である。
知性のある種族はこれらの他に魔族や獣人などがいるが、魔族は魔素そのものから生み出されたもので、獣人は魔素の影響で、獣や魔獣が人の特徴を持つようになったもので、どちらもたんなる種族というよりは魔素の供給に依存する存在である。この世界では魔素が隅々まで浸透しているが、もしも魔素から遮断されたとしたら魔族はその存在自身を失い、獣人はその本来の姿であった獣に戻る。
獣人には魔族の一員である魔獣が人間化したものもあり、その場合は魔族の性格が強く魔素からの遮断は存在の消滅を意味する。
魔族でも特に人間と同じ姿を取る者たちは魔人と呼ばれるが、人族は彼らと敵対する存在としてを悪魔と呼び、その存在自身が邪悪であるとする。しかし、魔神も魔族も、善良な者と悪質なものがいるのは人族と何ら変わりはしない。