妹と登校をする幸せ 2話
朝、顔を洗いいつも通り支度をする。
風雅「鈴音?準備できたか?」
風雅が尋ねる。
鈴音「お兄ちゃんが、ご飯食べるの遅いから
準備遅くなったじゃん!」
風雅「ふふふ、準備は昨日の夜のうちにするものだ
まだまだ子供だなーwまあ、おれの可愛い
妹だからゆるすがな!フハハハハ!!!」
鈴音がため息交じりに答える。
鈴音「はぁ、ほんとお兄ちゃんの彼女どこみて
こんな兄を好きになったのか不思議だよ…。」
風雅が誇らしげに答えた。
風雅「おれもよくわからん!ただ、1年の時に
教室で告られたなーどうしておれを?
ってきいたんだが
あいつ、「全部好き!わたしと付き合って!」
だったからなー
だから、おれ思わず はい。 って
いっちまったんだよなぁ…勢いってこわいなw」
鈴音「お兄ちゃん、ほんと適当!女の子なんだと思って
んの!?でも、付き合うならちゃんとデートもして
あげないと可愛そうだよ?」
いつもの説教をしてから玄関をあける。
そうして、学園に向かう。
これがいつもの日時。
だが、今日は違う。
なぜなら…。
天草なゆ「あ、やっときた!おそいよ!風雅!
妹もいいけどさすがに焼いちゃうよ!」
家の門の前に「天草なゆ」がまっていた。
風雅「お?なゆ今日は珍しいな?いつもは校門で
まってるのに?」
不思議そうに答えると、なゆは答えた。
天草なゆ「いっつも2人が仲良くしてるから
たまにはわたしとも登校しても
いいじゃない!?」
少し、怒ったようになゆが答える。
すると、風雅は、
風雅「いや、日課というのもあるが
おれの可愛いいもうとがっ……!?」
風雅が言いかけた言葉を消すように
鈴音が肘打ち。
鈴音「ほら!お兄ちゃん!はやくなゆさんといきなよ?
わたしは1人でもいけるから!ほらはやく!」
半ば強引に押し付けて?られて
鈴音は1人で登校していった。
風雅「しかたない。いくか?」
天草なゆ「そうね、仕方なくとは失礼だけど
遅刻しそうだしはやくいこ?」
そうして、今日も一日はじまった。