【投稿練習】~依頼1part1
【こちらは投稿に際しての、テスト記事です。紛らわしく、申し訳ございません、申し訳ございません。】
本部からの依頼により、一匹の犬が、山を越えてやってきた小さな農村。聞かされた内容は、農村の入り口で相棒と合流すること
空は青い。
まばらな雲がその青さを一層際立たせている。目を下せば、草木の繁茂した山と透き通った川、こんな豊かな自然に囲まれた村がある。ぽつぽつと木造の小さな家が数軒、そのどれもが1町に満たないくらいの畑を持ち、これまた山の草木のように、トウモロコシやキュウリといった作物がたくさん実をつけている。
この小さな村にやってきた私に一人の男が話しかける。
「ようやく来られましたか、次郎丸様。」
「約束の時間にはまだ一刻ほどもあるじゃないか。お前が早すぎるだけだろう?」
「私は予定通りにつきましたよ。あなたが道に迷ったのかと思いました。」
「アホか…ガキじゃあるまい。」
「おや、子供ではなかったのですか?」
「かみ殺されたいか?」
スーツマン……一見紳士的なこの男はいつもこうである。いついかなる場所でもスーツ一つで現れ、丁寧な口調でぽんぽん毒を吐く。ぴしゃりと固めた頭髪に黒い眼鏡、どこの営業マンかと言いたくなるこいつは、共に仕事を始めてからずいぶん経つが最初からこんな感じで、たまに話すことも億劫になる程だ。
「ごちゃごちゃとだべるのは好きじゃねぇ。今回の仕事の内容は?」
「はい、この農村ですが、実は出るんです。」
「何がだよ。」
「鬼です。見た目は私のようなジェントルマンなのですがね。」
「それじゃ見た目も中身もお前と一緒じゃねぇかよ。」
「……今回の内容はこの…」
「ツッコミは華麗にスルーすんだな。」
「私と漫才がしたいんですか?よくわからない人だ。」
(お前にそのまま返してぇよ…。)
「まぁいい、続きを。」
「はい、内容ですが、この鬼たちの殲滅ですね。」
「殲滅か…またえらく仰々しいな…。」
「細かい内容はここの村長の家で。」
「そうかい、じゃあ行くか。」
今回の案件は本当に大層なもののようだ。いつもは人探しだなんだと、私にとってはそこまで緊張感のないものである。だいたい鬼ってなんだ。もしかして隣にいるこのいけ好かない男を抹殺すればミッションコンプリートなんじゃないか?こういう穏やかじゃない案件にはあまり首を突っ込みたくないのだが、如何せん今のご時世に動けるやつが少ない。本当に残念でならない。
そういえば聞き忘れていた。村長邸に向かう途中でふと思い出したように口を開く。
「おい、今回の報酬はどうなってる?」
前を歩くスーツマンは、振り返りもせずに一言。
「デリシャス社のドッグフードですよ。」
「は?殲滅にしちゃたいしたことねぇな!」
「ちなみにプレミアムドッグフードです。」
(………!!!)
こちらは、投稿に際してのテスト記事です。
本編は、【獣暗躍】組織の犬
で執筆致します。紛らわしいこと、申し訳ございません。