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詠姫の祈る世界  作者: スニー
第1章
3/22

事故

「仮想創造 第一章 地姫の祈り 地の果てで祈るもの 発動」

およそ100メートルを1,5秒で完走。

せまるトラックと3歳ぐらいの幼女の間に立ち祝詞の一節を紡ぐ。

(お願い。間に合って!)

「どんなに儚い夢で、どんなに小さい祈りであっても、貴女を守ろうとした心は真実。貴方のその偉大なる力で、貴方の大切な貴女を守りなさい。貴方の心は、力は、そのために在るのだから」

詩を結ぶ。

「仮想変化 第一章 ・・・・・・・・。」

少女は何かを必死で詩っているが、せまるトラックの音で聞こえない。

否、トラックの音だけではない。

ズッ,,,,,,ズッ,,,,,,,。

ぎと、硬いアスファルトでできた地面が盛り上がり壁ができ始める音が。

そして、少女とトラックの間に、1メートルほどの壁ができた。

トラックは、アクセルを強く踏み込んでその壁を越えようと思ったのか、さらに、勢いを増す。

少女は、どこからか、携帯電話スマホを取り出して操作し

「もしもし、シィナ様。うん。リュイだよ。私の位置情報を捕捉して救急車とパトカー、お願い。うん帰ったら、教えるね。」

と話ししまう。

そして、トラックが、壁に、ぶつかった・・・・・・・・・。

・・・・・・・・・ふんわりと。

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