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詠姫の祈る世界  作者: スニー
はじめに。
1/22

世界

ユートピア


人はもう忘れた。

人と魔霊の民が、共存する緑豊かな世界。


ユピト


詠姫が守護する真なる詠姫を待つ世界。


魔法


それは、五大元素(水、火、木、土、風)と二大元素(光、闇)の力を借り行う行為。

ルーンと呼ばれる言葉を歌い、各元素をつかさどる精霊にその言葉を差し出す事により使える。

誰でも使えるが、人により使いやすいものは違う。

難点は、長いルーンを歌わないといけない事と使用後の疲労感。

また、魔物ラキトには、一切の効果が無い。


巫女魔法


それは、詠姫 ソウイ・ラグナロクが、生み出した魔法の一種。

人は、この力を生まれつき持っているが、持っている量は、人それぞれである。(女性が多く持つ傾向)

この力は、苦痛により開花し、使えるようになる。

この力は、ルーンに似た祝詞を歌う事により使える。

詠姫の言葉を借りるならば、

“ありえない事を自身の苦痛と引き換えに《仮に世界に定着させる力》。この世界にあるもので唯一、魔霊の民の瘴気を浄化する”


詠姫(うたひめ) ソウイ・ラグナロク


その者は、永遠に詩を紡ぐことからそう呼ばれる。

英雄たる彼女は、巫女でもありソウラ国の始祖の国王。

そして今も、王宮の中の神殿でその身を凍てつく海の水でつくった氷の中に沈め祈り詠い続けている者。


歌姫(うたひめ)


それは、詠姫が、つくった巫女魔法、すなわち、詩で紡ぐ魔法をつかう者達。

また、詠姫のつくった{詩姫の祈り(ソウイ)}で学ぶ者。(全員が女性)

そして、狂乱するほど苦しい修行を得て世界を蝕む瘴気をだす魔物ラキトを倒し、その瘴気を分解する力を得たもの。


詩姫(うたひめ)


それは、歌姫の中から選ばれた9人。詠姫の手助けをする立場上、巫女とも呼ばれるが、詠姫の最終候補という立場にある。また、数字が1に近いほど位が上となっている。【詩姫の祈り(ソウイ)】の歌姫の司令官。


上層部


それは、武術に長けている者の組織。また、ユピトの法を司る組織。

詠姫が眠る王宮の永遠に溶けない氷でできた武器を使い

男女ともども、魔法の身体強化を使わずとも、魔物ラキトを倒せる猛者。

しかし、瘴気の浄化はできない。

詩姫の祈り(ソウイ)】内に在る組織で、詩姫たちとは、仲が悪い。

現最高司令官は、86歳の老女 ナシマ・ハヤ。



詠姫、ソウイ・ラグナロクは、こう言った。 

1000と1年前彼女が、身を氷の沈める前に。


『私は、この身を私の魔法で氷の中に沈める。そして、彼ら彼女らの怒りを鎮めましょう。1000と少しの時だけ。わたしは、貴方たちを愛しく(いとしく)思っているから。私は、私のできる限り魔物から、貴方たちを守りましょう。しかし、私は魔物・・・。否、魔霊の民の禁忌に、人が触れたことを、人が悪いことを知っている。・・・。それでも、私は、私を越す姫、人と魔霊をつなぐ姫“精霊の姫”本当の“詠姫”が、生まれ育ち、この世界の判断をするまで人を生かしたいの。』




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