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穢れと呼ばれた守護令嬢は婚約破棄されたので南方の帝国皇帝に嫁ぐ~一目ぼれしてきた褐色の皇帝を無自覚に溶かします~

作者:山門紳士
メイベル・シュート公爵令嬢は五歳の時に神の加護を授かったと同時に魔境の魔獣から国家を守護する使命を王家から与えられた。
守護といえば聞こえはいいが、人生の大半を魔獣討伐に捧げろという意味である。
そしてその見返りとして王太子の婚約者。ひいては王妃になる未来を与えられている。
しかし実態としては一年のほとんどを魔境で過ごし魔獣を屠る事だけを強いられている人生の中で婚約者として扱われる事などなく。王太子妃教育はおろかろくな貴族教育も受けられず。十年間魔獣と血で血を洗う毎日であった。
その結果。メイベルは『王太子妃』と呼ばれる事はなく『魔獣を殺すだけのキリングマシーン』『魔獣の血に染まった穢れ令嬢』と呼ばれる事となる。
魔獣から王都を守護していても感謝されずただただ穢れと蔑まれる日々。
幼い頃からのそんな日常が続いたメイベルはいつしかそれを当たり前のモノと受け入れるようになり、他人に何かを期待したり他人に受け入れられる事をしなくなっていた。
十五歳の春。
いつものように魔境守護を行っていたメイベルに王家からパーティへの出席命令が下った。
婚約者である王太子のアカデミー卒業を祝う会であるという。
まったく自分には関係のないパーティであるが王命には逆らえず渋々パーティに参加するとそこでメイベルは王太子から婚約破棄を告げられる。
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