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「完」特技の私スキルは魔除けなの  作者: さしみのつま
15/32

( 15 )レベルアップしてますから

バトリシアのスパルタ教育のせいなのか、スザンヌのギルドレベルが上昇中!



エドワード「スザンヌの計測表が凄い事になってる!」


エリザベス「何なの?防御だけ、Aクラス!」



はい、レベルAの防御になると切られても怪我しません。分厚い(よろい)を全身に付けているような物です。



ガブリエル「でも、もったいないわ。付与できないんですもの。」



そうなんです。誰にも付与できないから、敵に襲われても自分だけは生き残る。



エレン 「攻撃力は少し上がりましたけど、戦闘家には不向きなので。魔除け体質ですね。」



さすが、優しいエレン。スザンヌをフォローしてくれました。戦士としては使い物にならなくても、そこに居るだけで魔除けとして役に立つ。


ますます、スザンヌは魔除けの商売をしようと決意しました。








神殿に来たアグアニエベ。スザンヌを迎えに来たのです。



「スザンヌさん、あなたのお家に送る約束は明日だけど今日にしてもらえませんか。天使の臨時召集なんです。」



天使は、会社に働いてるの同じなのか。臨時召集なんて、想像つかない。




「会社勤めと同じですよ、私達にはノルマがありますから。割り当ての仕事を片付けてかないと大変ですから。」

「だから、悪魔が手伝ってるの?」

「私の場合は、特別です。神様に信頼されて、お手伝いしてるんですよ。あー、その目。信用してませんね。」

「え、目?」

「今日は、どうしてジロジロ見てるんですか。私の良さが分かって惚れたとか?」

「え、え、えー?そんな事、無いわよ!!」




プリプリしながら、急いで荷物をまとめたものの動揺するスザンヌ。失敗した、見てたんだわ。



(だってさー。あの人の髪色は、銀色だったじゃない。アグアニエベも銀色よ。なのに、どうして違う色に見えちゃうの?それが、不思議だったんだもん!)



だから、ジッと見てしまった。悪魔の髪は、銀の燭台(しょくだい)のよに冷たい色。あの時、化け物館で出合った美しい人は月の色のように神々しく見えた。



(また、会えないかな。)



だって、思い出すだけで胸が弾むの。気持ちが明るくなるみたいで、幸せな気分になれるわ。


今度、会ったら言おう。友達になってって、連絡先を教えてって。スザンヌは、1人でクスクスと笑っていた。









今日は、スザンヌの里帰りです。本当は、明日の夜のはずだったがアグアニエベの仕事の都合で変更。


でも、優しい大聖女様はお休みを1日増やしてくれました。ラッキー!



「ただいま、お母さん。お土産に、肉を持って来たの!」



移動ドアから、又、アグアニエベとモンスターの肉の塊を引き出す。アンジェリカのプレゼントだ。


今日も、ご近所に分けたので直ぐに無くなった。落ち着いたところで、母親が娘に打ち明ける。



「あのね、スザンヌ。お父さんがお金を借りたのよ、あなたの元婚約者に。」



皆の予想通りに商売を失敗したスザンヌの父親は、あろう事かエバンス公爵家に借金をしたというのだ。


慌てて、スザンヌはエバンス公爵家に走る。返すあての無いお金だからだ。夜に訪ねて来たスザンヌに門番は門を開けてはくれない。



(いいわよ、忍び込んでやるから!)



まだ、聖女見習いは取れてないけど。魔力を与えてもらって実力は上がってるの。こんな門くらい、何よ。


飛び越えてやるからー!

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