過去詩 2016-11-18 08:39:12 『金太郎がゆく 』
『金太郎がゆく』
家には、金太郎という三ヶ月の子猫がいます
愛称は、金ちゃんです
白黒でやんちゃで、真っ黒の円な目をして、甘えん坊の彼は、好奇心旺盛で
三ヶ月の子猫にしては、少しちびです
家に来たばかりの頃の彼は、一日中落ち着かなく泣き続け
夜も全く寝付こうとせず
まるで私は、夜泣きの赤ちゃんを宥める母親のように
ずっと彼に付き添いました
今では、チビのくせに全く遠慮せずに、好きなように起き、好きなように猫ご飯を(カリカリ)モリモリ食べて、山の方や海の方に長い距離を下って降りていくような大冒険を
チビの癖に行ったりして、私達家族を何度もハラハラさせます
今では少しずつチビなりに、前足にも筋肉がついて来て、少し来た頃よりも心持ちまるく、健康になってきたような気がします
後ろ向きは、チビそのもので、黒いしっぽをぴぴんと立てて、チビのせいで長く見える後ろ足をぐっと伸ばして、前足でしっかり踏ん張って、私の顔をしっかり見上げて、
みゃあみゃあみゃあと煩く要求するようになりました
彼は煩いぐらい元気で、寝たいときにだけ膝をかせと迫ってくる勝手なチビですが
なんとなく目が離せなくて、彼が寝床にいないときは、大丈夫だろうかと声をかけて探したりします
好き勝手に振り回されているようで、彼はもう私の世界の一部です
早く大きくなりますように