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ラストメモリー  作者: 黄昏アオ
ブリスを中心に話は回る
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黄昏はすぐそこ

 もうほとんど日は沈み、木の影はますます長く、薄くなっている。

 ようやくアダムが口を開いた。

 「そうか…。本当に死にたがっていると言われたらどうしようかと思ったよ。良かった。…あなたも何か悩み事があるんじゃないかな?」

 永遠はクリスチャンにそっくりのアダムの顔を見上げた。 

「私…」

 アダムは痣の浮いた永遠の頬にそっと触れた。クリスチャンがしようとしたように。

 あぁ、この人は知っている…。

 アダムの顔が歪んで見えなくなった。

「私はクリスチャンを傷つけたかったわけじゃないの。ただ、いろんなことがあって、もう何が何だかわからなくて、それで、何を信じたらいいのか、何が本当なのか…だから、だから…」

 頬を伝う雫をアダムの指が優しく拭った。

「わかっているよ。あなたは自分のために誰かを傷つけたりする人じゃない」

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