部活
俺は中学3年の心也。3年生なので当然受験生。
そして色々なことが「中学校生活最後」になっていく。修学旅行、夏休み、部活、体育祭、合唱コンクール・・・。
それらの中で今、“部活”が終わろうとしていた。
7月22日(金)
_____卓球部には大会が二つある。一つは個人戦の大会でもう一つは団体戦の大会だ。今日はその一つ目、個人戦の日。
心也は卓球は強い訳じゃない。自分の学校の中ではそこそこだが、他の学校が入ってくるとまだまだ下の方。声はだしてるから気合は入ってるんだけど・・・
で、肝心の試合は一回戦目は突破したものの、2回戦目で敗退。まぁ一回戦目は勝ったからいいかなと考える俺。それに2日後には団体戦もあるから。
7月23日(土)
今日は大会と大会の合間の練習日。たぶん最後の練習だから1番に集合場所に行くことにした。
8時半集合なのに7時50分に体育館の前に行き、少ししたら1年生がきたから荷物や鍵を取りに行って8時に体育館を開けた。こんだけ早くあけると達成感が結構ある。部長にも体育館に入ってきた来た瞬間に自慢してやった(部長の反応はかなり薄かった)。
7月24日(日)
そしてついに団体戦。男子は初戦は勝ったものの、次のシードの中学相手に惨敗。シングルス4人ダブルス1組が試合した中で取れたセット数がたった1。自分はシングルスででたけどレシーブミスが多くボロボロ。あっけなさ過ぎて泣けない・・・。
でも男子に比べて女子はすごいおしかった。取ったゲーム数が2対2の同点で最後のシングルス。フルセットで超ドキドキした!最終的には負けちゃったけどすっごいいい試合だった。あれは真面目に泣けた(実際は泣いてないけど・・・)。
そんなこんなで俺は卓球部を引退したのだった。
引退した実感はあまり無い。ってかどっちかっていうと引退したことを認めたくない。
引退したと思うとすごく寂しくなる。今まで、練習が面倒くさかったり、だるかったり、顧問の先生がうざかったり、そんなことが色々あったのに、寂しいと思う。引退したくないと思う。
こういう風に思うのって俺だけかな。ううん、たぶん違う。
寂しいと思うのは面倒くさいとか、うざかったりとか、そういうのと逆のことがあったからだと思う。楽しかったり、いい友達や後輩がいたりしたからだ。うん、そうだよな。
俺たちはもう引退しちゃったけど、顧問の先生もたまには顔出しに来いって言ってたから行こうと思う。いつかこの寂しい気持ちって無くなるのかな・・・・・・?




