30 お正月 父の実家へ行く前は必ず喧嘩する両親
年が明けて、4月からは2年生。2日父の実家へ、お年玉が待っているのだが‥…しかし、直美にとっては、どんな存在お年玉?????
新しい年の幕開け。冬休みも間半分経過、4月からは、2年生。
母「あけましておめでとう」
直美「おはよう、あっおめでとう」
母「近くの神社に、初詣行くか」
直美「うん、着替えてくる」
冬空の空気の冷たい元旦である。
歩いていける近くの神社へ初詣。近所の人とすれ違うたびに、頭を下げ、通過する。
帰宅後雑煮を食べる。冬休みの宿題もある。冬の友、書初め、一言日記など
冬の友のなかの、問題は数ページ、国語・算数各3ページと、少ない。少しずつ宿題をこなす。
1月2日は、親戚が、集まる日。そう、お年玉を、交換する日。
小学校になってから、初めてのお正月。お年玉、しかし、そのお年玉は直美の物になることは、なかったのである。滝塚家では、生活費になるのだ。だから、ぜんぜん、楽しみも嬉しいことも、自由も、まんもない。学校があった方がよっぽど楽しいのだ。
その日の夕方、またまた、喧嘩が始まる・・・
母「手土産、買ってないよどうするの」
時刻は15:50
父「毎年の事やろ、何でもええやろ」
母「あんたが、買っていけばいい」
二階の部屋まで、聞こえてきた、直美は、ため息をつく。
お正月って、ほんとは、楽しい行事じゃないの、新年を迎え、抱負を誓い、親戚でボードゲームや、かるた、ボードゲーム、なのに・・・・・悲しい心の扉を何枚も、重ねていくしかないのだ。
耳を澄ましていると、喧嘩声が、静まった、そして、何やら手土産を用意、
母「行くよ、遅くなる」
直美「はい」
階段を降りる。
実家から一番近いのに、いつも一番遅いのだ。それも、直美には、引っかかっていた、実家でしょ、育った家なんでしょ,よそよそしい父に態度に、理解不可能だ。




