第五話 転生者について 中編
次の次くらいに大罪人編につながります。
『い、今までの不敬お許しください!』
フッ
「まぁいいよ」
とりあえず許しとくか、すごく震えてるみたいだし。
『ありがたき幸せ!』
なんかすごい震えてる、何でだろう?前に転生者がいてそいつが威張りまくってたとか?
あれ?なんか一人だけメッチャ睨んでる。さっきぶっ飛ばされたやつか。まぁ怒るだろうなー
謝らないけど。で、本題に戻ろう
「で、占い師さん僕達について教えてくれるんですか?さっきので僕が転生者であることがわかりましたよね」
「あ、あぁ転生者とはこの世界を...いや、世界をまとめている物、世界の木と呼んだ方がいいだろう、それらの破滅を目論む魔族・邪神がこの世界を本拠点として他の世界を侵食させていっている、だが助かることにこの世界事態は負けているがこの世界の神が神話の時代に活躍し、力もトップレベルに強いため、邪神を押している、だかこのままだと私達がいる世界が魔族どもにまけてしまう。前に魔王を圧倒した伝説の勇者でも邪神の後ろ盾を得た魔族の王大悪魔×××××にはかなわなかった、そのため他の世界から転生者を救世主という形で転生させている」
つまり俺のいた世界の神がいってたのが世界樹ということ。
だが大悪魔の名前がわからん。
「あの、大悪魔の名前は?」
「言ったであろう、大悪魔××××××だと」
は?意味わからない名前の時だけ音が切り取られてるみたいな、変な感じだ。
「なんか聞こえないんですよ」
...
「やはりか...」
「どういうことですか?」
「これは、邪神の仕業じゃ、邪神がめんどくさい魔法を作りわざわざ自分の名前の音を封印したのだよ」
「なぜですか?」
「世界樹の管理人が作ったこの世界樹最高の封印魔法があってな、邪神はそれを恐れている。」
「その封印と名前となんの関係が?」
「封印の方法の一部に封印する者の名前を述べる、という技術があるからのぉ」