第四話 転生者について 前編
出来れば中編はなしで書きたいと思っています。
長くなれば中編も書くかもしれません。
「君は本当に転生者なのか?」
「え、あ、はいそうです」
いちようはいと言っておこう。
「あのババアの所に転生者様を案内しろ!」
ババアって誰?そににいきなり敬語かよ!転生者ってそんなに偉いの!?
「はっ」
あ、もしかして転生者ってやばいやつだったとか?!
急いだ兵士達に半ば強制的にババアとやらの所に連れていかれた。
ババアのいた家は前の世界ではほぼほぼ信じられてないうさんくさい占い師の部屋みたいな家だった。
ヤバそう。
そして奥え奥えと進んでいくと。
「ババア例の転生者を連れてきたぞ。」
転生者ということを教えたのはこのババアだったらしい。
.....というかこいつのどこがババアなんだよ!
すっごい美人で巨乳だ!しかも長い耳!エルフだよ!エルフ!!
こんな人が怪しい占い師だったなんて!
「あの人のどこがババアなんですか?」
思わず口に出してしまった。
「あ?こいつはエルフだぞ!ババアに決まってるだろ、もう1000年は生きてるんだぞ!」
あ、そういうことですか。
まぁエルフは大体長寿とは成長が遅いとかそういう設定の小説が多かったなー
まぁ最初にエルフとかだした小説は映画にもなってたか、まぁどうでもいい。
「で、こいつは本当に転生者なのか?」
さっきこいつが転生者なわけないだろ!みたいなこと言ってたやつだ。
「俺はちがうと思うぞ、弱そうだし、ひょろひょろじゃねーか」
さずがにそう言われると怒る、これでも運動は得意だったし、毎日筋トレをしていたはずだ!
ちょっといたずらしてみよ。
よし、さっきのウサギ(?)が使ってたビリビリ技を打ってみるか。
ビリビリ!
「痛って!何をする!」
怒った兵士Aが斬りかかってくる。
『やめろ!
なさい!』
他の奴らが止める。
ヤベ!
必死に避けようとするが、戦闘に慣れている兵士のスピードに反応できるはずもなく、あっさりと肩に剣があたる...が
不思議なことが起こった。
剣が肩で止まった。金属同士が当たったような音をたてて
ガキン!
その瞬間、俺を切ったはずの兵士は家の壁に不自然な動きをして壁に衝突した。
俺は何が起きたのかわからずに呆然としていた。
「こ、こいつは本当に転生者のようだ」
みんなも僕を化け物の見るように見ていた。
『い、今までの、不敬お許しください!』
さっきまで俺の事をバカにしていた兵士が土下座をして謝ってきた
フッ