冒険者
2020/6/24 19時ごろの改稿で、設定をかなり変えました。よろしくお願いします。
魔物。
この世界にいる動植物のうち、人間に害を与えるもの。
冒険者。
冒険者組合に所属し、魔物を倒して報酬を貰い生計を立てる人の総称。他にも、護衛、薬草採取などをすることもあり、かなり自由な仕事ができる。
チーム、パーティを組んで行動することが多い。
冒険者にも色々な種類がある。魔法使い、剣士、弓使いなどだ。そして、それぞれが得意とするモノに応じて、「職業名」というものがつけられる。
例えば、魔法使いの中でも破壊系魔法が得意なものは「ウィザード」と呼ばれ、剣士の中でも味方を守る盾となることが得意なものは「ガーダー」と呼ばれる。他にも、回復魔法が得意な「ヒーラー」、弓使いの「アーチャー」、攻撃が得意な戦士「アタッカー」などがいる。そして、ほとんどの人がこれら中のどれかに当てはまる。
たまに、魔物の中でもアンデッドと呼ばれるものに対してとても相性がいい「プリースト」なども現れる。プリーストは数が少なく、厄介なアンデッドに対しても楽に勝ってしまうことが多いため、引っ張りだこである。
そして、複数の職業を持っている者もいる。ヒーラーでアーチャー、アタッカーのウィザードなどだ。
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ルイスは冒険者組合の建物に来ていた。冒険者になろうと思っていたのだ。出身地の村には、たびたび冒険者が休息をとりに来ていたので、冒険者に職業というものがあることや、職業ごとに得意なことが違うことも知っていた。
(ここで突っ立ってても仕方ないし……とりあえず登録だけしてしまおう。簡単な仕事ならできると思うから、最初はそれで生活しよう。)
とりあえず、冒険者の登録をしないことには何もできない。
実家がかなり貧乏だったので、15歳になったら冒険者になり、家に仕送りをして弟たちを養う手伝いをしようと思っていた。とにかく、登録をするためにルイスは冒険者組合の建物の中に入っていった。
中は広かった。けれど、建物自体が大きいので驚きはしない広さだ。食堂と組合の窓口がセットになっているらしい。食堂では、冒険者らしい人たちが楽しそうに食事をしている。
ルイスは組合の窓口に向かった。受付の人はアリスという女性で、実はこの組合支部の支部長らしい。
「冒険者になりたいのですが、ここで合ってますか?」
「はい、新規で登録ですね。少々お待ち下さい」
しばらくして、よくわからない箱のような物を差し出された。手をかざして少し待てば、職業が分かるらしい。
(少し魔法は使えるから、ウィザードとかヒーラーとかなのかな?)
「えーっと、ルイスさん。あなたの職業はアサシンです」
「……すいません。もう一回お願いします」
「アサシンです。詳しくは知りません。でも聞いたことが無かったのでかなりマイナーかなとは思いますが……」
(あさしん?なんだそれ?)
聞いたことのない職業だったので、ルイスは首を傾げる。
「ルイスさん、冒険者登録が終わりました。ランクはブロンズ。今は1番下ですが、仕事ぶりによってどんどんランクが上がります!頑張ってください!」
励まされて送り出してもらった。
今日から晴れて冒険者だ。アサシンとかいうよく分からない職業だけど、とりあえず第一関門を突破した。とりあえず、依頼を見てみようか。




