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ネジ飛び姫  作者: もぐもぐお
第二章
40/85

37 「テスト用紙の罠/財布の中には・・・」

〈テスト用紙の罠〉


 それは、私とネジ飛び姫が正式に交際を始めて間もなくの頃・・・。

 その日、私はとても苦手な英語の勉強を、頭がさして良くないくせに、英語だけはやたら得意だった姫様に泣く泣く教わるため、彼女の家を訪れていました・・・。


 「だ~からっ! ここはそうじゃなくて、こうだって言ってるでしょ!? 何回言ったら解んのよ! あんたホントにバカなんじゃないの!?」


 「ぐっ・・・。(このクソアマ・・・。ちょっとばかり英語だけ・・・だけ出来ると思って調子に乗りやがって・・・。 他の教科の時、覚えてやがれよ・・・イッヒッヒッヒ・・・。)」


 「ほら、もっかい最初から。 ユキ、このまんまじゃホントに、また赤点確実よ!? あんた、受験どろこじゃ無いわよ、絶対!」


 「くっくそ・・・。 誰が英語なんて必須科目に加えやがったんだ・・・。 日本語だってロクに勉強できないのに、英語なんて覚えられるわけねえっての。」


 「なんでよ? 日本語より簡単じゃないの。 アルファベットだって平仮名より少ないし、漢字だって無いんだから。」


 「えっ!? そっそういう問題なの?」


 「まあ、気持ちは分かるけどね。 私も国語苦手だし。」


 「そういやさ、お前が英語得意なのって、やっぱり両親の影響なのか? お前、クォーターだっけ? 外人の血が混じってんだろ?」


 「うん? んー・・・。 まあ、良いじゃない、そんな事は。 それより、早く問題解きなさいよ! ほらほら!」


 「わかったっての! ・・・・。 っていうかさ、そもそも何かこう、目に見えた目的がねえから悪いんじゃねえかな? ほら、例えば俺が次のテストで八十点取ったら、お前のこと一日中好きにして良いとか、そう言う特典ねえの?」


 「はっはあ!? 何言ってんのよ、この変態! だいたい、あんたのテスト手伝ってんのに、何で私がそんな罰ゲームみたいな目に遭うのよ、この馬鹿!」


 「やっぱり駄目か。残念、残念。(やっぱり、家族の事とか、あんまり聞かれたくねえのかな・・・。 コイツが話したくなるまで、そっとしておくか・・・。)」



 そんな訳で、それからしばらくして予定通り英語のテストは行われまして、エリとの特訓の甲斐もなく・・・、予定通りの点数で返ってくるのでした・・・。


 「なあ・・・。 やっぱ、俺らって相当マズイのかな・・・。」


 「・・・。 マズイだろうな・・・。 これじゃ塾の大塚先生にも顔向けが出来ねえな・・・。」


 「う~ん・・・。 俺ら、入れる高校あんのかな・・・。」


 「・・・。(俺は英語以外はまだそこそこだけど、エーちゃんは全体的にやべえからな・・・。)」


 そうなのでした。私達おバカな生徒達も、決してノー天気に構えている訳ではなく、それなりに来たる将来に不安を抱いてはいたのでした。と言って、「それじゃ受験まで猛勉強するべ!」とはならないところが、いわゆる「オチコボレ」のオチコボレたる所以なのですが・・・。


 「ホントに、ユキは教え甲斐が無いわね・・・。 ダメダメよダメダメ。」


 と、その帰りは姫様から道中責められ続け、沈んだ気持ちは尚一層どん底を彷徨うのでした・・・。


 しかし、「オツムが悪い」と言う事は、ある意味とても素晴らしい事でして、そんな悩ましい状態も、のど元過ぎれば何とやら。テストが終わって三日もすると、すっかり忘れてしまうのでした。

 ・・・そう、テストの事なぞ、すっかり忘れてしまったのが不幸の始まりだったのです・・・。



 それから数日後のある日のこと・・・。


 「ああ、そう言えばさ、明日なんだけど、朝一緒に学校来るべよ。」


 「朝一緒にって、いつも一緒に来てんじゃないの。」


 「いやいや、いつもみたいに待ち合わせてじゃなくて、お前んちからって事。」


 「えっ? 何? 今日泊まってくつもり!?」


 「ああ、いやそうじゃなくて・・・。 実はさ、明日、学校の帰りに本屋行きたくてさ。 明日、雑誌の発売日なんだよ。 そんで、お前んちにチャリンコ止めさせて欲しいんだ。 一端俺の家に戻るよりも、お前んちの方が全然近いからな。」


 「ふ~ん。 そんな事なら別に良いけど・・・。 それじゃ、その雑誌、買ったら私にも読ませてよ。」


 「ん? 別に良いよ。 お前が見て面白いかどうか分かんねえけど・・・。 そんじゃ、買ったらまた戻ってくるわ。」


 そんな訳で、その翌日。

 私は約束通り、朝から姫様の家まで自転車で出向き、そこからリョウコを加えた三人で、仲良く登校となるのでした。

 何故こんな回りくどい事をするかと言えば、一応当時は「自転車通学は禁止」となっておりまして、別にだからといって、学校のそばに隠してしまえば分からない事なのですが、その辺、元来ヘタレな私は、見つかっちゃって、いつも怒られている生徒指導の先生に殴られちゃわないように、なるべく安全策をとるのでした。


 ところで、最近は教師が生徒を殴ると「体罰!」として親が糾弾を始めるそうですね。

 私らが子供の頃は、「学校で先生に殴られた・・・。」なんて言おうものなら、「殴られるお前が悪い!」な~んて具合に、逆に親にまで殴られる様な具合でした・・・。


 それにしても、この頃の私は本当に幸せ者だったのだと思います。

 周りから見ても、相当羨ましく映った事でしょう。なにせ学年の・・・、いや多分学校の・・・、いやいや、個人的な視点から言えば、市内のイチニを争う美人さんである姫様とリョウコさんを、両手に侍らせて登校していた訳ですから。

 考えてみると、この頃良い想いをし過ぎたせいで、後々色々と苦労があったのかもしれません・・・。うん、バチが当たったのでしょう・・・。

 そう、今回の事は、その「バチ」のひとつだったのかもしれません・・・。



 そして、その日の放課後の事・・・。


 「よっしゃ! それじゃエリ。 俺、先に行くぞ!」


 「分かった。 私も一緒に行こうか?」


 「いや、一人でチャッと行ってきちゃうよ。 その方が早ええし。」


 「分かった。 それじゃ、私はもうちょっとタカコ達と喋ってから帰るから。」


 「おうっ! なるべく早く戻るから、お前も早めに帰っておけよ!」


 そんな具合に、私は新しい雑誌を買う事に浮かれていたのでしょう。 全力で道路をひた走っている所・・・、事件は起こるのでした・・・。


 ―ウ~!!! ウ~~~!!!


 『なっなんだ!?』


 ― 前の自転車、止まりなさい~。え~っ、前の自転車、止まりなさい~。


 『なっ! ぱっパトカー!? ええっ!? チャリンコにもスピード違反とかあんの!?』


 「あ~、キミキミ。 ちょっと飛ばしすぎだよ。」


 「はっはあ、すんません・・・。」


 「ん~っ。 キミは・・・、高校生?」


 「あっ、いや・・・。 中学っす・・・。」


 「ふ~ん、あっそう・・・。 いやね~、最近ね、この辺りで自転車の盗難が頻発しててね。 ちなみに・・・、これ、キミの自転車?」


 「もっ勿論、俺のっすよ!」


 「ふ~ん・・・。 ああ、名前が書いてあるね・・・。 どれどれ・・・ほほ~、渡辺ユキヒコくんか・・・。」


 「はっはい・・・、渡辺です・・・。」


 「ん~・・・。 そっかそっか、渡辺くんね・・・。 あのさあ、悪いんだけど、キミが渡辺くんだって事、証明できるもの、なんかある?」


 「えっ!? しょっ証明っすか!?(なっなんで俺、こんなに疑われてんだろ・・・。 どっどうしよう。証明ったって、生徒手帳なんて真面目に持ち歩いてねえし・・・。 あっ、そうか!)」


 「ちょっちょっと待って下さい、カバンの中に何か・・・。(くっそ~、普段勉強してねえから、教科書とかノートとか学校に置きっぱなしだよ! 何で勉強しねえんだ、俺! こんな事なら、エリにも一緒に来てもらえば良かった・・・。 何かねえのか、何か、何か・・・、あった!・・・って、げっ!!! こっこれは・・・。)」


 「どうしたの? 証明出来ない?」


 「いっいや・・・、あります・・・あります・・・。 これ・・・。」


 「どれどれ~? んんっ? これは・・・テスト用紙かな? ふんふん・・・、なるほど、英語のテストね。 ああ、確かに渡辺ユキヒコくんだねえ~・・・。」


 「こっこれで良いっすか・・・。」


 「わっはっは、いやいや、ご協力有難うね。 まあ、学校帰りはあんまり寄り道しないで、真っ直ぐ帰って勉強しないとな。 次は頑張れよ! わっはっはっは!」


 「・・・・。」


 そんな具合に、私は何が悲しいのか、自分の身分を証明するために、あろう事か赤点のテスト用紙を、人様に晒してしまうのでした・・・。


 『でっけえお世話だ、バカヤロウ・・・。 グスン・・・。』


 ちなみに、姫様の家に帰宅後、この話をしたところ・・・。


 「ぎゃっはっはっは!!!!! ユキ、ホントに最高よ!!! やっぱりユキだよね!!! あっはっはっは!!!」


 と、今まで聞いた事のないぐらいの笑い声で、非常に喜んで頂けるのでした・・・。


 『よっ喜んでいただけて、何よりです・・・ぐっ!』


 ちなみにこれ以降、私が生徒手帳を肌身離さず持ち歩いた事は、言うまでもありません・・・。





〈財布の中には・・・〉


 私が中学生だった頃の事。

 その頃の中学生が持っている財布で定番だったのが、マジックテープを「バリッ」と剥がして使う布製の三つ折り財布でした。これは今でもたま~にショップなどで見かけますので、もしかしたら、最近の小中学生にも定番アイテムになっているのかもしれません。

 そう、この頃の男子は、真面目な彼もトッポイ兄ちゃんも、大抵がこのマジックテープの布財布を使っており、更にトッポイ兄ちゃんの場合、この財布に鎖をジャラジャラと付けている事が流行りになっていました。


 そしてもう一つ・・・・。

 この定番財布を使っている殆どの男子が、その中に透明ビニル製のカード入れを挟み込んでおりまして、そのカード入れには、当時の男子がお気に入りにしていたアイドルのブロマイドが、大抵一枚は入っているものでした。

 そして勿論、私もこの例にもれず・・・。 当時は、やはり定番のマジックテープの布財布とチェーン、そして、一枚のブロマイドを仕込んでいた訳ですが・・・。


 それは私が恥ずかしいテスト用紙で自分の身分を証明しちゃってから、しばらくしたころの事・・・。



 「やっぱり、ひかるちゃんだよなあ~・・・。 あのプリンのCM見たか!? あんな子だったら、なにが何でも守ってやりたくなっちまうよ!」


 「いや、犬飼に守ってもらうのは心許ないと思うだろ、きっと・・・。」


 「渡辺より剣道が強い俺の方がマシだろ?」


 『くそっ。 今に見てやがれ!』


 「それにしても、さっきから財布見てニヤニヤと気持ちわりいな・・・。」


 「何言ってるエーちゃん、バッカ! ひかるちゃんだよ、ひかるちゃん! こうやって財布に入れておけば、いつでも会えるだろ~。 俺の御守りだよ、御守り! あ~っ、俺もう毎日あのプリンどんぶりで食っちゃうよ!」


 ちなみにこの頃、そのひかるちゃんはプリンのCMを担当しておりまして、この大馬鹿者の犬飼は、本当にデッカイボール一杯にプリンを作って食うほど、このひかるちゃんに心酔しておりました・・・。


 「ふ~ん・・・。 良くやるな、お前も・・・。」


 「何カッコつけてんだよ。 お前らだって持ってんだろ? ブロマイド!」


 「(ギクッ!) おっ俺は持ってねえよ、そんなもん!」


 「まあ・・・、エーちゃんはねえだろうな・・・。」


 「なんでだよ! 持ってねえけどよ!」


 「けど、渡辺は持ってるよな~、ブロマイド。」


 「なっ! だから持ってねえよ、そんなもん!」


 「うそつけ~。 俺知ってんだぞ、お前がここ一番の時に、財布の中のブロマイドに願かけてんの。 誰のブロマイドだよ、教えろよ!? みほちゃんか!? のりちゃんか!? それともまさか、ひかるちゃんじゃ無いだろうな!? んん~!?」


 「そんなんじゃねえって! ホントに!」


 「何がよ?」


 「ぐあっ!!! エリ!!!」


 「何がのりちゃんでひかるちゃんよ?」


 「あっ、いや・・・。 ほら、アイドルの話だって! なっなあ犬飼!」


 「そうそう。 渡辺がコッソリと、財布に可愛い子ちゃんのブロマイドを隠し持ってるって話だよ。 ムッツリだよな~、渡辺は。」


 『このアホ! アホ犬飼! 犬飼アホ! アホカイ!』


 「ふ~ん・・・。 あんたもそんなのが好きなんだ・・・。 で、誰のブロマイドよ? 見せてみなさいよ。」


 「いっいや・・・。 それは無理だ。 絶対無理!」


 「はあっ!? 何が無理なのよ!? 良いから見せないよ!」


 「無理無理無理! 絶対無理! 見せられるか!!! アバヨ~!!!!」


 「あっ! 逃げた・・・。」


 「こら! 待ちなさいよ!!!」


 『あっ、アブねえアブねえ・・・。 こんなもの、絶対にアイツらに見せられるか!

 とりあえず、財布から抜いて隠しておこう・・・。 よし、これで一安心だ・・・。

 くそ、犬飼のヤロウ・・・。 覚えてやがれ!』




 そして、その放課後の事・・・。


 「渡辺~。」


 「おっ、どうしたリョウコ?」


 「ごめん、今日ちょっと相談したい事があるの・・・。 一緒に付き合ってくれないかな?」


 「え? 何かあったのか? エリは?」


 「うっうん・・・。 エリには内緒で・・・、お願い。 良いかな?・・・。」


 「わっ分かった。(リョウコがエリに内緒で相談なんて、よっぽどの事だ・・・。 それともエリに何かあったのか?・・・。 どっちにしろ、タダ事じゃない・・・。)」


 そして、私は緊張の面持ちでリョウコに付き従い、リョウコの家へと向かうのですが・・・。


 「あっあれ?・・・。 りょっリョウコさん!? ここはエリの家ですけど・・・。」


 「あはは・・・。ごめんねえ、渡辺。

 エリに渡辺を逃がさないで連れてくるように頼まれちゃって・・・。 事情は中でエリに聞いてね。 逃げちゃ駄目だよ? 私が怒られちゃうから! あはは、それじゃ、また明日ね~!」


 「・・・。(だっだまされた!!! しかも、リョウコに!!! リョウコだけは信じてたのに!)しっ仕方ねえ・・・。」


 私は最も信頼する人間に裏切られた心の傷を感じながらも、どうしようもない諦めの中、エリの玄関のドアを叩くのでした・・・。


 「いらっしゃい。 待ってたわよ。」


 「うげっ! お前、ずっと入り口で立ってたのか!?」


 「まさか。 話し声が聞こえたからよ。 とりあえず、上がって。 昼間みたいに逃げないでよ。」


 『はあ・・・。覚悟を決めるか・・・。』


 「それじゃ、見せて。」


 「なっ何を?」


 「ふ~ん・・・。 とぼけるんだ。 財布に決まってんでしょ?」


 「・・・。 ほら。」


 「ん~・・・。 無いわよ。」


 「何が?」


 「・・・。 殴るわよ。」


 「いっいや、だからホントに無いんだって!」


 「別にさ・・・。 ユキがアイドルのブロマイドを持ってたって、私は何にも言わないよ。 たださ・・・。 何か隠されるのが腹立つのよ。 やましい事があるんじゃないかって、変に考えちゃう。」


 「・・・。 別にやましい事なんて、何も無いよ。 そんなんじゃねえって・・・。」


 「じゃあ、見せてよ。」


 「いっいや・・・、それは・・・。」


 「私さ、多分嫉妬深いよね・・・。 自分でも分かってる・・・。

 でもね、何か不安になるの・・・。 なんかごめんね・・・。 ユキも嫌だよね・・・。」


 「えっエリ・・・。 わっ分かった、分かったって! 見せるって! 見せるから、そんな顔すんなよ・・・。」


 「あらそう!? じゃあ見せて!!!」


 「(えっ!?芝居!? リョウコといい、なんなの!? 何目指してるの、お前ら!?)仕方ねえ・・・。 ほら・・・。」


 私はとうとう観念して・・・、いつも持ち歩いている御守り代わりの一枚の写真を、エリに手渡します・・・。


 「・・・。 何これ。」


 「御守りだよ、俺の・・・。 一人ん時とか、いつも見てんだよ・・・。」


 「・・・・。」


 ― ビリビリビリ!


 「ぎゃあ! 何しやがる、コンチクショウ!!!」


 突然、エリは私の差し出した写真をビリビリに破ってゴミ箱に捨てると・・・、部屋の本棚から一冊のアルバムを出し・・・、その中の一枚をとって、私に渡します。


 「はい。 あの写真は私が変に写ってて嫌だから、こっちにして。」


 それは、私達が正月の日に、ツーショットで撮った写真でした。


 「えっ? ああ?・・・、分かった?・・・。 ありがとう。」


 「うん。」


 「でもさ、あの写真も気に入ってたんだけどな・・・。」


 「私一人の写真より、二人の写真が良いよ。 私も持ってるから、同じ写真。 ほら。」


 そう言って見せてくれた、いつもエリが持ち歩いている可愛らしい手帳には、私の財布に新たに入れられた写真と、同じ物が入っていました。


 「な~んだ・・・。 お前も持ってたのか、ブロマイド。」


 「馬鹿・・・。」



 その後、この写真は実に効果抜群の御守りとして、様々な場面で私を勇気づけてくれるのでした。

 人間なんて、実に単純なものです・・・。



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