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ネジ飛び姫  作者: もぐもぐお
第二章
33/85

39 「灯篭流し」

 それは、一年生の三学期も終わりの頃・・・。


 「それにしても、広瀬のやつ。 すっかり元気無くなっちまったな・・・。」


 「まあ・・・、あれからそんなに経ってねえからな・・・。 エーちゃんだって、いきなり鷲尾が居なくなったら、きっとあんな風になるだろ?」


 「・・・。 あんまり考えたくねえな・・・。」


 それは、私達のクラスメイトであり、親友であった広瀬が、小さな頃より思いを抱いていた幼なじみの川上ヨウコと「後悔の別れ(第一章「後悔の別れ」参照)」を迎えて、それほど時間の経っていない頃でした。

 同じ様な境遇で、やはり幼なじみであり、お互いに小さい頃より思いを抱いていた同士のエーちゃんと鷲尾は、この二人に対して親近感を抱いているのか・・・、普段であれば「なっ何言ってんだ、おまえ!!!」と、真っ赤になって慌てふためくのが相場のエーちゃんも、この時ばかりは、真剣に我が身に置き換えて考えているようでした。


 「・・・・。」


 「・・・・。」




 それからしばらくして、私達はあるイベントの準備に追われていました。この季節には定番の行事であります「卒業式」です。

 我が校では(いや、他の学校もそうかもしれませんが・・・)、卒業式の準備は在校生が行う事になっており、また最近ではそうでも無いそうですが、この頃は在校生全員、卒業式への出席は必須となっておりました。


 「お~い、こっちのイス、これで足りんのかな?」


 「全部でこっちは八列だから・・・・、多分足りんじゃねえかな。」


 「多分って何だよ、多分って! しっかりしろよ、学級委員!」


 「いや、俺、別にお前のクラスの学級委員じゃねえからな、犬飼。』


 「そっちはそれで大丈夫よ。 犬飼、あんたあっちの父兄用のパイプイス出すの手伝っちゃって。リョウコ達が行ってるから。」


 「なっなに! よし! 分かった!!!」


 「あ~あ・・・。 凄い勢いで行っちゃったよ・・・。 それにしても、卒業式なんて面倒だなあ・・・。」


 「何言ってんのよ。 再来年は私達がやってもらうんだから。 ブツクサ言ってないで、早くやっちゃいなさいよ。」


 「そういやそうだな・・・。 卒業なんて、まだまだ先だと思ってたけど、考えてみると、この一年もアッという間だったもんなあ・・・。」


 「そうだね・・・。 やっぱり、楽しかったからかな・・・。」


 「なっなんだよ! なんで暗くなってんだよ、気持ちわりいな・・・。 別に、卒業したからって、俺たちが別れる訳じゃねえだろ?」


 「はあっ? 別れるも何も、私達って別に付き合ってる訳じゃ無いでしょ!?」


 「いっいや、俺たちが別れるってそういう意味じゃなくって、俺たちのグループが・・・って、あれ! 俺たちって付き合う事になったんじゃなかったの!?」


 「さあ~、どうだろうね~? あははは!」


 「どうだろうねって・・・・。」


 そう、この時の姫様の何気ない冗談がトラウマとなり・・・、例の図書館事件を経るまで、私は長らく自分達が付き合っているのか、自信を持つことが出来なくなるのでした・・・。


 『父さん、女心、難しいです・・・。』



 それから数日後、いよいよ卒業式は執り行われ・・・。


 『ほ~た~るのひ~か~あり・・・』


 と、恐らくは時代は変わっても変わらないであろう形式的な行事は、粛々と進行していき、しかし、何とも不思議なもので、そういう光景を見ていると、自然と感慨深くなって涙のひとつも出るものでして、「俺って意外とセンチなんだなあ・・・。」と、自分の意外な部分を発見したりするのでした。



 さて、卒業式が一通り終わりますと、今度は校舎から正門までの間を、在校生がズラッと二列に並び、その間を卒業生が思い思いに歩いて学校を去っていくことなります。その間に、部活などでお世話になった先輩へ花束を渡したり、あるいは憧れの先輩の第二ボタンを貰ったりと・・・、それぞれが最後の別れを惜しんでいます。

 私も例外ではなく・・・、短い間とはいえ、一年の時にお世話になった委員会の先輩などに挨拶をしつつ、その中で特に思い出深い二人の先輩は、今でも強く印象に残るのでした。


 「吉川先輩!」


 「ああっ、渡辺くん! 成海さん!」


 「卒業、おめでとうございます。 なんか、先輩に会うのも、これで最後っすね・・・。寂しいっすよ。」


 「あはは、何言ってんのよ! 委員会を秋に引退してからは、遊びにも来てくれなかったくせに! あはは!」


 「あっ、いや、その・・・、面目ないです・・・。」


 「まあ渡辺くんとは委員会以外、あんまり話したり出来なかったけど・・・、ちょっと残念だったよね。 まあ渡辺くんたちは、あと二年、頑張ってね!」


 「はい!」


 「元気でね! またいつか、会いましょ! さよなら!」


 「お世話になりました!」


 私は精一杯の感謝の気持ちを込めて、深々と頭を下げるのでした。


 「ふ~ん、ずいぶんと男の先輩の時と違って、ご丁寧な挨拶だこと・・・。」


 「いっいや、そんなことねえって!(そんなの当たり前だろうがよ。 むっさい男の先輩と、綺麗な女の先輩に同じ対応する男子が何処にいるっての!)」


 そして、卒業生が続く列の中・・・、父兄に押される車椅子に乗って、儚げに・・・、それでいて力強く手を振る一人の先輩がおりました・・・。

 その先輩は、いまや身体の線がすっかり細くなり、元々白かった肌は、一層白さを増し・・・、せっかくの美しい顔立ちは、白い大きなマスクにスッポリと隠れてしまい、大きな二つの瞳だけが、涙をたたえながら、光っておりました。


 「あっ、川合さん・・・。」


 「なに? 知ってる先輩?」


 「いや・・・、俺は良く知ってるけど、向こうは俺の事なんて知らないと思う。 小学生の頃のバトミントンクラブの先輩なんだ。いや、俺はバドミントンやってなかったんだけど、すっごい綺麗な人でさ、良くエーちゃんや犬飼たちと、のぞきに行ってた。」


 「あんた・・・、昔からそんな事ばっかりやってたんだ。この変態。 でもどうしたの? あの人、病気?」


 「のぞきって、別に着替えを覗いたとかじゃねえぞ! ちょっと外から練習を見てただけだ・・・って、ああ・・・、そうらしい・・・。 俺も詳しい事は知らないんだけど、たしか、血液の癌だって言ってた。」


 恐らく今になって思いますと、川合さんは「急性骨髄性白血病」だったのではないかと思います。


 「そうなんだ・・・。」


 「三年になって、直ぐに入院したって聞いてたんだ・・・、まだ完全じゃなさそうだけど、何とか良くなって卒業には間に合ったんだな・・・。 良かったよ。」


 「ふ~ん・・・。良かったじゃない。 綺麗そうな人だしね。 この女ったらし。」


 「いや、女ったらしって・・・。 だから、向こうは俺の事なんて知らねえって。(だいたい、付き合ってもいねえんだったら、ほっとけよ、アホ女!)」


 そんなこともありながら・・・、卒業式は小さな感動をいくつも産みながら、それぞれの思いを胸に、無事幕を閉じるのでした。




 それから数週間後の事・・・。

 春休みを終えた私達は、学年も二学年となり、新しい学校生活を始めるのでした。


 ところで、学校の風物詩として欠かせないものに、体育館で行われる「全校集会」やら「学年集会」があります。皆様も懐かしく思い出されるのではないでしょうか。

 特に全校集会など、六月のクソ暑くなってきた季節なぞには、なかなかハードな催し物でして、何故か校長の長話の時は全員起立が基本であり、この時には何人か貧血で倒れる事も珍しくありませんでした。

 そんな環境での出来事でしのたので、本来は別に珍しくも無い事だったのですが・・・、事件を起こした当人が、あまりも適当な人間だったために、この出来事は、ちょっとした騒ぎになるのでした。

 その出来事とは・・・・。


 『あいつ、何ボーっと見てやがんだ?』


 「どうしたの? 後ろばっかり見て。(こそこそ)」


 「あっ、いや・・・。 犬飼がさ、マヌケな顔してるから。(こそこそ)」


 「そんなの、いつもの事じゃない。」


 「いや、まあ、そうなんだけど・・・(酷いな・・・。)」


 この頃、行事ごとに集合するときは、各クラスごとに男女二列に並ぶ事が基本になっていました。並び方は色々あるのですが、例えば小学校の頃は「背の順」なんてものがありまして、中途半端に真ん中ぐらいの私は、最後尾とか、最前列とかになってみたいと、結構憧れておりました・・・。

 中学に入ってからは「出席番号順」が絶対になっており、この出席番号も学校によって、名前の「あいうえお順」であったり「生年月日順」であったりと色々あるそうですが、私達の学校は生年月日が基準であり、偶然にも誕生日がわずか三日違いだった私と姫様は、この出席番号順の並びでも隣同士になるのでした。これは結局、最後まで変わらず、もっともこの時は、学級委員である私達は、最前列にやはり隣同士で並んでおりました。カッコ良く言えば「運命の赤い糸のつながり」であり、悪く言えば「腐れ縁」とはまさにこの事で・・・。


 そんなやりとりもありつつ、私はどうしても犬飼の視線の先が気になり、それとなく、そちらの方に目を向けて、探るように見ていた所で事件は起こるのでした。


 『なんだよ、犬飼のやつ・・・。何にもねえじゃねえか。 アイツのことだから、きっと可愛い子でも見つけたんだろうと思ったのによ・・・。』


 そんな風に、考えてみれば自分勝手な文句を言いながら犬飼の顔を見てみると・・・。


 ― ぶしゅーーーっ!!!


 という威勢の良い音と共に、物凄い勢いで、犬飼の鼻から鮮血が噴き出すのでした・・・。


 『えーーーっ!!! いっ犬飼! いったい何見てたの!?』


 この出来事に誰よりも過剰な反応を見せたのは、他ならぬ担任の岡部先生でした。先生は不安そうな顔を見せると、テキパキと犬飼の鼻血を処理し、隣にいた保険委員のリョウコに、犬飼を保健室まで運ばせるのでした。


 『あいつ、ラッキーなやつだなあ・・・。 あれじゃ、止まる鼻血も止まらなくなんじゃねえか・・・。』


 その後、集会の終わったあとには犬飼の鼻血もすっかり止まり、クラスに戻ってきたのですが、その時もしつこいぐらいに、先生は犬飼に病院へ行って見て貰うように忠告するのでした。

 ただ本人は、「鼻血なんていつもの事」程度に考えており、私とエーちゃんなぞは、なにせ犬飼のことですから、「どうせスケベな事でも考えて、興奮したんじゃねえか!?」などと陰口を叩く程度で、ロクに心配もしていませんでした。

 正直な話、この時の岡部先生の過剰とも思える過保護ぶりには、私達も若干違和感を覚えておりましたが、その理由は、これよりしばらく後に分かることになります・・・。




 それからしばらく後のこと・・・。

 一学期も終わりも近づいておりました。夏休みも、もうすぐのところまで来ており、若干気が緩んだ日々を送っていた、ある日のこと。


 「なあなあ、今年も行くんだけど、お前達もどうだ!?」


 「行くって、何処に?」


 「バーベキューだよ、バーベキュー! 去年も河原でやったろ!?」


 「ああ、あれか!」


 「でも来年は受験だしよ。俺たちはどうでも良いけど、女子達は塾とかあって、どうなんだろな?」


 『いや、エーちゃん・・・。けっして俺たちもどうでも良い訳じゃ無いんだぞ・・・。』


 「私は行くわよ、バーベキュー。 去年、楽しかったもの。 ヤスコちゃんにも会いたいし。」


 「お前は俺ら以上にのんきだからなあ・・・。」


 「うるさいわね、この馬鹿!」


 「私もみんなが行くなら行くよ。一日ぐらい、どうって事ないしね。」


 「おおっ! 石崎が行ってくれるなら、あとはどうでもいいや!」


 「どうでも良いって何だよ! あたしらも行くよ、勿論!」


 「いっいや、どっどうぞ、歓迎しますよ、鷲尾さん・・・。あ、もちろん、金丸も。」


 『犬飼、お前相変わらずアホだな・・・。』

 

 「あっ、先生きたよ!」


 金丸の声を合図に、私達はそれぞれの席について、ホームルームの開始を待つのでした。

 そう、ここまでは、何気ない、いつもの風景だったのですが・・・、その日は様子が違っておりました・・・。


 日直の号令と共に、礼を済ませると、いつもの明るい様子ではなく、どことなく悲痛な表情を浮かべた岡部先生が・・・、その重い口を開き、私達に悲報を告げるのでした・・・・。


 「皆さんに悲しいお知らせがあります・・・。 皆さんも知っているかもしれませんが、昨年度卒業した、あなた達の先輩に、重い難病を患っていた生徒が居たことを覚えているでしょうか。 卒業式に、車椅子で参加し、何とか無事に卒業を果たした先輩です。」


 『川合さんの事だ・・・。』


 その時、私は直ぐにそれが川合さんの事を指していると気がつきました。隣を見ると、エリも同じように私の顔を伺っている事から、どうもコイツも気がついたようです。


 「彼女は、二年の時、私が受け持った生徒だったのですが・・・、その彼女が、昨日、亡くなられたそうです・・・。」


 『川合さん、治ったんじゃ無かったのか・・・。』


 そして、先生はまるで自分の立場を忘れたように・・・、泣きながら話を続けました・・・。


 「彼女はね、二年生の時に急に病気が分かったんです。 最初は良く鼻血を出すぐらいに私も思っていて、ある時どうしても体調が優れないという事で検査を勧めたら、病気が見つかってね・・・・。 まだ十五、十六の若さなんですよ。 私の半分も生きてないのに・・・・、何で彼女の様な子が死ななければならないんでしょうね・・・。」


 そう溜息と涙を交えながら語る先生の言葉は・・・、私達にも心の痛むもので・・・、女子を中心に、クラスのあちこちからすすり泣く声が響きます・・・。


 「彼女が亡くなって、私は本当に自分の無力さを思い知らされました・・・・。もし私が彼女の身体の異変に、もっと早く気付いていれば・・・、ううん、気付いたって何も変わらなかったかもしれませんけど・・・・。 でもね、結局なにもしてあげる事が出来なかったの・・・。 教師なんて、ホントに無力なんですよね・・・。 私は・・・・それが・・・悔しい・・・・。 情けない・・・・、本当に情けない・・・。」


 そう言いながら自分を責め続ける先生を・・・、私達は黙って見つめることしか出来ませんでした・・・。


 最近はそうでも無いのかもしれませんが・・・(勿論、自分自身も鑑みて・・・)、この当時の「大人」は、いわゆる本当の大人でして、子供から見れば、何でも出来てしまう、何でも見通されてしまう、恐ろしくもあり、そして頼れる存在でもありました。

 その中でも教師は特別であり、勿論私達生徒も先生の陰口を叩くこともありましたし、好きな先生、嫌いな先生などもおりましたが、一貫して「敵わない存在」である事は間違いが無く、それゆえに反発をするものもおりましたが、自分の学校生活を任せてしまって安心できるほど、大きな存在でありました。


 その先生が今、自分の無力さに、生徒の前であることも恐らく忘れ・・・嘆いている姿は余程の事であり・・・、世の中のどうにもならない理不尽な事もあるという事実を、少年ながらに感じるのでした・・・。

 そしてこれより後・・・、今度は私自身が、この時の先生と同じ様に、己の無力さをどん底まで思い知らされる事になります・・・。



 そして、その日の放課後のこと・・・。


 「なあ・・・、お前、さっきの先生の話で、凄い泣いてたろ?」


 「うん・・・。 例えばね・・・。」


 「ん?」


 「あの人、ちゃんとやりたいことは出来たのかなって。 私ね、ずっと寿命が長い事が幸せとは限らないと思ってた。 長く生きるだけで辛いと思う人だってたくさん居るって・・・。」


 「まあ、そうかもしれないな・・・。」


 「でもね・・・。 あの人、ちゃんとやりたい事出来たのかな・・・。 ちゃんと恋も出来たのかな・・・。」


 「・・・・。」


 そう言いながら泣きじゃくるエリを見ながら・・・、私はかける言葉がありませんでした・・・。


 「そう思ったら、私ってなんて幸せなんだろうって・・・。 人と比べて思うなんて最低だけど・・・。 私は凄く幸せなんだって・・・。もう充分過ぎるくらい。」


 「そっか・・・。」


 「私ね、ホントは卒業式の時、ユキがあの人に憧れてたって聞いて、凄く嫉妬した。 でも今は最低だと思ってる・・・。 心の中で謝る事しか出来ないけど・・・、それでも良いかな?・・・。」


 「充分だと思うよ、それで・・・。」


 私の言葉を聞いた姫様は・・・、そっと目を閉じ、何かを祈るように手をあわせます・・・。 それを見た私も、もし本当にこの世に生まれ変われるなんて事が出来るのなら・・・、川合さん、今度こそお幸せに・・・と、私に出来る唯一の供養の言葉を、精一杯唱えるのでした・・・。





 それからしばらくして夏休みに入った私達は、犬飼の両親に連れられて、恒例の河原でバーベキューを行いました。

 その途中、馬鹿な犬飼が「ロケット花火でバズーカだ!」と、どこから持ってきたのか配管用の塩ビパイプにロケット花火をどっさりと詰め込み、それが全部足下に落ちてあわや大惨事になるというハプニングもありましたが・・・、それぞれが楽しい一時を過ごすのでした。


 そして、日も落ちて、帰宅の準備を始めた頃・・・、私と姫様は、ひとつの灯籠舟を河に流します。これは、姫様のアイディアで私が造ったもので・・・、勿論、川合さんの御霊を鎮めるためのものでした。

 思えば、何故それほど縁も深くなかった川合さんに対して、エリがこれほどこだわりを見せたのかは分かりませんでしたが、何かしら、共感するものがあったのでしょう・・・。


 私達は、その灯籠の明かりが見えなくなるまで・・・、いつまでもいつまでも、彼女の来世が幸せであるよう祈り続けるのでした・・・・。




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