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暇潰しにロボットを作ったが 天才と秀才と凡才編

俺は生まれつき知能指数が高い。

幼稚園児の時、大学まで飛び級できる程だった。


しかし日本には飛び級制度はない。

だから小学生で外国に行き外国で大学に飛び級をした。


その賢さを買われ色々な組織・団体と契約をしまくった結果多額の富を手に入れた。


あまりに普通とかけ離れた話だが、これを成し遂げたのが己自身なのだ。


「金の使い道がわからない」

いくら賢くともまだ酸いも甘いも知らぬ十代だ。


酒は飲めない、まともに人間と話せない。


「よし、会話ロボットでも作るか」

人間は無理でもロボットならいけそうな気がする。


そう思って一週間かけて人型ロボットを作り上げた。


何でも出てくるポケットを作るような非科学的な事はできなかったが、まともそうなロボットが出来上がった。


「起動せよ!我が最高傑作!!」

「ハカセ…コンニチハ」


「よしよし、カタコトでちゃんとロボットっぽいじゃないか」

本当は滑らかに喋らせられたが敢えて雰囲気もロボットにしたのである。


「ひねくれ物のお前らしい」

父は皮肉を込めて言う。

褒め言葉と受け取っておこう。

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