50/66
願い
「願いをなんでも一つ叶えてあげるよ」
「どうする?」
「じゃあ願いを五つ叶えてよ」
「賢い!でもどうせだったら百個でもよかったよね」
「百個も願いなんてないわよ~」
「でも人間の欲は百八だよお二人さん」
「じゃあ百八個の願い叶えてもらいましょうか」
「しまったヤブヘビだ」
恋愛のない時代
「恋愛のない時代にいきたい」
「それ人類滅亡してますがな」
「ほら人間の三大欲求は食欲、金欲、眠欲でいいとおもうの」
「はあ…」
「命はお金で買えないけど偽りの愛はお金で変えるじゃない?」
「それは確かに」
「結局、愛より金なのよ人間は」
「金は食べるためなんだから食欲に分類されるんじゃ…」
「そうだわ未来なら試験官で子供を培養とかできるんじゃない!?」
「ああ…この子頭おかしいんかな」




