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#2最悪で最高な発見

皆さんこんにちは!★URUHOMI☆(いもほるP)です!

早くも第2話となりました!!

前回は前書きを書かなかったんですが、これからたまに書いていきたいと思います。

えっとですね・・・。

前回から今回までの期間でのPV数が異常に低く、自分の才能の無さに吃驚しました。(-。-;

皆さん、お手数ですが執筆能力向上のためのアドバイスがありましたら、ぜひコメント下さい!!お願いします( ̄▽ ̄)

又、評価の方もよろしくお願いします !!

2039年1月某日



あれから何時間経っただろうか・・・。

相変わらず見えるのは先が永遠と続く高速道路。今日は休日とあって、数え切れない程の乗用車が道路を埋め尽くしている。

時計を見ると、もうすでに4時間経っていた。

あと何時間この車の中で揺られ続けなければいけないのだろう・・・。

考えれば考えるほど気持ちが沈んだ。


12:04


「そろそろ昼飯にしようか。」

父が言った。勿論、家族全員は賛成だった。

丁度PAの近くにいたため、そこで昼食をとることにした。


12:23


「この蕎麦、凄く美味しいぞ。」

父は夢中で蕎麦をすする。

僕も蕎麦を注文していたのだが、急に食欲が無くなった。

また''あのこと,,を思い出したのだ。

あれは、本当にあいつだったのだろうか。

それとも、「会いたい」という欲望が生み出した幻覚だったのだろうか。


いずれにせよ、真相を知ることはできない。

あいつは携帯を持っていないからだ。

連絡網だって引越しの作業中に無くしてしまったし、両親は共働きであまり現地の人とのふれあいが少なかったため電話番号を知らなかった。

そうわかっているのに・・・いや、そうわかっているからこそ余計に気になってくる。


そのとき、父が先に車へ戻ると言って出て行った。

「僕は、もう少し見てから行くよ。」

そう僕が言うと、母が言った。

「13:00くらいまでには車に戻ってきてね。」

僕は深く頷く。



僕はしばらくPAを探索してたが、ある張り紙で足を止めた。

[体感型オンラインアクションRPG]・・・。なんだこれ?

聞いたことの無いジャンルのゲームだなと、僕は少し興味を持った。


その訳は、僕は学校で最も有名なゲーマーでもあったからだ。

僕の周りではゲームで僕に勝った奴はいなかった。

いわゆる''無敵,,ってやつだった。

しかし、最近ではツマラナイゲームばっかりでうんざりしていた。

僕は、''久しぶりに面白そうなゲームに出会えた,,と心の中で歓喜した。


しかし・・・

''体感型,,ってなんだ?

普通RPG系はコントローラーとかで動作させるもので、体感するとは言えないよな・・・。

いや、きっと言葉のたとえだろう。

指で感じろ!!みたいなww

あははははwwこりゃいいや。絶対東京行ったらやってみよう。

お、5周年記念イベントをやるのか・・・。家にも近いな・・・



このとき、時間はとっくに13:00を過ぎていることに僕はまだ気づいていなかった。



18:31



やっと東京の新しい家に着いた・・・。

「誰かさんが寄り道し過ぎたせいで、だいぶ到着時間が遅くなったな。」

そう、僕が寄り道し過ぎたせいで渋滞に捕まってしまったのだ。

僕は無言のまま、家へと入る。続けて母、父と家の中へ・・・。


少し休憩したあと、各自荷物の運搬作業が始まった。

僕の荷物は少なかった。

あっという間に荷物を運び入れ、ベッドの組み立てへ。

「終わったぁ・・・。」

僕はベッドに腰を下ろす。


なんだろう、すごく眠たくなってきt・・・


結局その日、僕はそのまま寝てしまった。



約3ヶ月後




4月1日


6:02


いつも通り6:00起床。今日も天気がいいな。

今日の僕はいつもより機嫌がいい。

なぜなら今日は久しぶりに外出できるのだ。

階段を急いで駆け降りる。

「おはよう。」

僕は言った。

「あら、今日は機嫌がいいのね。」

母が言った。本当は機嫌がいいことも隠しておきたかった。


10:09


支度を済ませ、母にこう言う。

「図書館に行ってくる。飯は食ってくるから作らなくていいよ。」

「分かったわ。17:00くらいまでには帰ってきなさいね。」

母がそう返した。

僕は頷き、家を出た。


勿論、図書館に行く訳では無い。

今日は''あれ,,を見に行く。

体感型オンラインアクションRPG[エンダーオブワールドARKSYSTEMEDITION]だ。


あの日から僕はこのゲームのことを調べた。

そして、このゲームに必要な 道具(アイテム)があることを知った。

会員証だ。

会員証にはそれぞれランクがある。


・一般会員・・・週に3回までログインすることができる。 (定価5000+税)


・ブロンズ会員 (累計プレイ時間30時間以上で購入することができる。)・・・週に4回までログインすることができる。また、ブロンズ会員以上が購入できる武器を購入することができる。(定価7500+税)


・シルバー会員(累計プレイ時間100時間以上で購入することができる。)・・・週に5回までログインすることができる。また、シルバー会員以上が購入できる武器を購入することができる。(定価17000+税)


・ゴールド会員(累計プレイ時間500時間以上で購入することができる。)・・・毎日ログインすることができる。また、ゴールド会員限定のサービスを受けることができる。(定価35000+税)


つまり、より多くプレイして 現金(リアルマネー)を沢山注ぎ込めばその分の待遇を受けられるって訳だ。


あと、どうやらこのゲームは本当にゲームの世界を体感できるらしく、[ログインポート]と呼ばれる施設から世界に入り込むそうだ。そこで会員証が買えるらしい。


僕が調べたのはここまでだ。ストーリーとかも気にはなったのだが、''当日のお楽しみ,,としてあえて調べなかった。

凄く楽しみだ。早くやりたい。

まずはログインポートを探さなければ。



2時間後



あれぇ・・・、なんでだろう。

ログインポートの場所は事前に調べていたため、大体の場所は知っていたはずなのだが・・・、一向にログインポートが見当たらない。


というより、ここどこだ?

何処かの路地裏のようだけど・・・。


迷路のように高層マンションやビルが建ち並んでいるここの地区は長年居住している人でも迷ってしまう事があるという。

その地区に、来たばかりの僕が挑んだとしても結果は同じだ。迷わないはずが無い。

やっぱり無理だったか・・・。


「お困りですか?」



後ろから僕に話しかけてきたのは男の声だった。

助かったぁ。2時間ぶりにやっと人に会えた。とりあえず、この人に聞いてみよう。

「すみません。ちょっとログインポートの場所を探しているんで・・・!?」

こう言おうと後ろを向いたとき、僕は言葉を失った。


話しかけてきた男の手には、刃渡り20cm以上はあるだろうサバイバルナイフが握られていた。

こいつは善者なんかじゃ無い。

だが気付いた時は遅かった。


男はもうすでにサバイバルナイフを上に振り上げていた。


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