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不死鳥との戦い(直前)
遠くに大きな岩で出来た城が見えてきた。
「あれだ、あれが、フェニックスの住む城だ!」
あそこに住むフェニックスを倒せば、村の子供たちは救われる!
この命を捧げてでも倒してやる!
絶対に!
ぱたっ、
「さあ、ついた、ついた」
「トラップなどはなかったな」
「そんなことはどうでもいい、行くぞ」
城の中央に向かって進み始めた。
城は中世ヨーロッパ時代に建てられたのような内装で柱などは頑丈そうだ。
少し歩くと、城の中央に続く、大きな扉が
目の前に現れた。
「この先にフェニックスがいるだろう、
良いな、行くぞ」
といって精霊は小さな鬼火のような
ものになった。
「私は、この姿でお前のちかくで、戦いに
有利になるような、情報を発信し続ける。」
「わかった、行くぞーーー!」
男はその大きな扉をゆっくりの開いた!