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夜そして、決戦の朝
ー...き、...き!
「はっ!」
...また、この夢か、なんなんだ...
隣で精霊はぐっすりとねていた。
がさ、男は立ち上がった。
ギィー、バタン!
「ん〜、は〜、昨日はぐっすり寝れたか?」
「ん、ああ」
精霊は男の腰につけていた剣を見て
言った。
「お前その剣だけ買ったのか?」
「あ、ああ」
「では行くぞ!!」
体が浮き上がり、かなりのスピードで
移動を始めた。
「敵って、どんな奴なんだ?」
「不死鳥、フェニックス!!」
「フェニックス?面白い、俺がそいつを
倒してやる!」
...村の子供たちのためにも!