表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/12

action take 3

「セルゲイ刑事、検死の結果出たわよ。」


この女性は、解剖担当医のアニカ、アニカ・チャフコフ。まぁ、持ち上げて言えばクールビューティー、てかただの冗談の通じないドSな姉さんて感じ。


んで、アニカの言っていることはこうだ。



・死因は薬物によるショック死、右腕には注射痕らしき小さな穴。

・身体にはロープみたいな縄状の物で縛られていた痕が残っていた。

・骨盤には直径10cm程の穴が開いていた。

・最低でも死後2日は経っている。


といった具合だ。


「先輩っ!現場検証終わりました!」


って間髪入れずにやって来たけど、こいつは俺の2年後に刑事になった、アラン・シェンコヴィン。あまりこいつのこと誉めたく無いんだけど、俺なんかよりも全然しっかりしてて、なかなかミスしない。理性的で頭がいいみたいな…


あんまり言ってたら腹立ってきた!


んで、こいつが言うに、


・死体発見現場には争った形跡は全く無い。

・車のタイヤ痕が辛うじて残っていた位。

・山の中なので人気も勿論無く、一番近い民間でも、車で30分かかる。


まぁ、死体は遺棄したんだろうな。ロープかなんかで縛って注射器で薬物混入、それで山の中に遺棄…


それでだ、やはり一番気になるのは骨盤に開けられた穴の事だ。これはなんのために開けられた穴なのか全く想像がつかない…



とはいっても取り敢えず腹が減ってはなんとかって言うし飯にしよう。

俺は例によって、アランを誘ってモスクワ郊外の行き付けのピロシキの旨い店へ向かった。



その矢先、とある事件に遭遇した…







評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ