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action take 1

俺の名はセルゲイ、セルゲイ・ニコフ、モスクワ市警勤務の刑事だ。歳は28、独身。

彼女は…一応口うるさいのが1人いるけど、結婚の予定はなし!だから最近マンネリしちゃってる。


そう、何故刑事をしてるかって?


それは、俺自身が物心着いたときには孤児院で育ってきたっていうのがあるからなのかなぁ…

聞いた話だと、母親は俺を孤児院に預けてそのまま今も行方知れず。理由はわからない、孤児院の先生は事件に巻き込まれたんじゃないかって言うけど…

参っちゃうよなぁ、だけど、恨んではいない。むしろその事で俺は自由の身だ!身内がいないから、基本今すぐ俺が死んでも誰にも迷惑掛からないしな。

いやっ別にマイナスに物を考えてる訳じゃないんだよ。逆に考えれば無理が利くということ。だからどうせ望まれて生を受けた訳じゃないんだし、だったら俺みたいなのがまた生まれて来ないようにするためにも、事件なんか未然に防げればいいんじゃないのか!って思って刑事になっ、てはみたものの、そんなに甘くはないです、はい…



そんななか、メチャクチャ奇妙な事件が起きた。

モスクワから北へ凡そ50㎞離れた森林の中で、ちょっと変な死体を発見したんだ。

争った形跡がなさそうで、恐らくここに死体を遺棄したんだと思うけど、その死体、背中からややお尻にかけて、いや、骨盤の辺りに直径10㎝位の穴が空いていたんだ。それはまるで骨盤から『何か』を取り出したかの様な感じだった。今は死体の司法解剖の結果待ちだ。


それにしてもこの事件、ただの殺人事件じゃない気がする、何か大きな事になりそうなそんな悪寒がする、単なる悪寒だけで済めばいいけど…




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