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第一番  入学式、そしてバンド活動の始まり

物語、スタート!!

〈改〉の方を見てください

~4月7日~

 桜の花びらが大量に舞っている校庭、今日俺(蒼井悠真『あおいゆうま』)は地元の公立高校に進学した。

今俺は校庭にあるでかい桜の木の前で記念写真を撮っている。お母さんにもっと笑えと言われ、そんなすぐ笑えないよと隣で文句を言っているのが、黒川響(くろかわひびきだ。

(ひびきとは家が隣で、幼稚園から今までずっと一緒だった。親同士も仲が良く、家族同士で遊びに行ったり、お互いの家でゲームをしたりして、だいたい一日に一回は顔を見合わせていたので、もう兄弟のような感じだった。

写真を撮り終え、俺たちは新入生向けの学校説明を受けた。校舎の設備や教育方針などの話を聞き、部活動紹介になった。部活動紹介は部員たちがやるらしく、ひとつの部ごとに壇上に上がり、実演して見せていた。俺たちは、ずっと前から決めていた部活の実演がいつやるのかと思い、ワクワクしながら聞いていた。しかし、その部活の実演はないまま終わってしまった。

そのあとろくに開いてなかったパンフレットを見て、やっと気が付いた。その部活はこの学校には無かったということに。

俺たちが入学する前から入ると決めていた部活、それは、軽音部だった。軽音部でバンドをやりたかったのだ。

もともと、俺はベース、響はギターを中一の一学期に始め、コツコツ練習して、中二のころにはもうだいぶうまくなっていて、バンドをやる準備は出来ていたのだ。しかし、二人とも部活が忙しい、メンバーが集まらない とかの理由で中学ではバンドができなかったのだ。なので、文化祭などでは二人の二重奏をしていた。そして、高校からはバンドをやると決めていたのだ。

しかし俺は、めんどくさがり屋なので、ろくに高校のことを調べていなかったのだ。

小声で響に話しかける。


「やばいじゃん軽音部ないよ!」


「どうするんだよ、そういうのは事前に調べておけよ!」


「いやお前もだろ!!」

二人がお互いを責めてももう遅い。部活動紹介はひとつも聞かないままおわってしまったのだ。二人は慌ておてパンフレットの部活紹介の欄を見始めた。そうしたいると、

クラス発表の時間になっていた。

クラスと名前が一斉に表示されると、生徒から歓声の声や落胆の声が上がった。

俺は...

確認してみると響と数人の中学の部活の友達と同じクラスだった。

響とクラスが一緒でもあんまり嬉しくない。それは、俺たちは話したいことがあればいつでも隣の家に行って話せるからだ。


そのあとは、自分たちの教室に移動し荷物を置いて担任の自己紹介をきいてその日は解散、という流れだった。自分の出席番号の席に荷物を置いて、二人が帰ろうとしていると、部活の友達に声をかけられた。

「なあ、お前ら二人これからカラオケいかね?」

新しいクラスの人で自己紹介も兼ねてカラオケに行くらしい。

俺らももちろん行くことにした。カラオケにつくと、みんなが軽い自己紹介をした後に、緊張を解こうとみんなで歌う合唱曲を歌い始めた。

合唱曲を何曲か歌って、一人ひとり順番に歌うようになってきたので、みんなくつろいできて、隣の人と連絡先を繋いだり、それぞれ中学での面白いエピソードや、入りたい部活などを話し始めた。


「なあ蒼井と黒川は何部に入るんだ?」


とついさっき名前を覚えたばかりの男子に聞かれた。、ずっとバンドをやりたくて、軽音部に入ろうとしたけど軽音部がなくて今何部に入ろうか迷っていると話した。そしたら、


「そこまでバンドしたいんだったら部活に入らないで個人でやればいいじゃん」


と言われた。


「え?部活動をはいらない?それってありなの?」

と響が聞く。


「そりゃそうだろ。まあ大体の人が入るけどな。」

俺たちははっとした。

そうだ。中学の時はクラス全員が部活に入ってたので気づかなかったが、別に入らなくてもよかったんだ。

「そういうことも全然調べてなかったな」


「そうだね」


そうして、俺たちはパズルが解けたみたいにすっきりして、俺と響の関係や、中学校の時からずっとバンドをしたかったなど、いろんな人に話し始めた。

そうしていると、突然とても明るくて元気な女子から


「ねえねえバンド始めるの?」

と聞かれた。


「え?うん」

俺が言うと、


「じゃあ私もメンバーに入れてよ!」と言われた。


「別にいいけど…」

というと、


「じゃあ決定!これからよろしく!」

と勝手に決まってしまった。

「え、、、名前は?」

突然すぎてよくわからなかったので、とりあえず名前だけをを聞くと、

「私?私は宮本陽向(みやもとひなた)!」


と元気よく言った。

そうしていると、彼女は

「あ!私が入れた曲来ちゃった!」

と歌いだした。

その時俺と響はめちゃくちゃびっくりした。なぜなら、宮本の歌がもう本当にうまかったからだ。彼女は歌い終わった後、当然のように歌の点数九十点越えを出して、驚きすぎて固まっている俺たちに言った。


「私、歌うまいでしょ?」

と。

カラオケが終了して解散する前、宮本に明日の学校終わりは空いてるかを聞いて、今日聞けなかったことを明日全部聞くことにした。

家に帰る前、俺と響は家の前で少し話した。

「まだ入学1日目なのにすごいボーカルがはいったねー」

「な。これからもどんどんメンバー増やしていければいいな」


ふたりはバンドの将来のことをいろいろ話し合い、満足して家に帰っていくのだった。

しかし、彼らはまだ気づいていない。彼女がボーカルをやるとは言っていないということに……



つかれました。これ一話作るだけでも結構大変ですね。しょうせつ、なめてました。さあそんなことは置いといて、物語、始まりました!いかがだったでしょうか。これからも、わくわくするエピソードをたくさん作っていくので、楽しみにしてください!

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