朝
狂気がぁ、狂気がぁりない( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)
薄暗い部屋の中を僅かながら陽光が差し込み、
少し埃っぽい部屋を明るく照らしている。
ドンドンドン!
「ザムザ代表、起きてくださーい!コーヒー淹れてありますよ〜」
扉を荒くノックする音と明るく快活な声のおかげで、
この部屋の主であるザムザは目を覚ました。
ザムザは目を開けおぼつかない足取りでドアに向かう
道中、部屋の散らかりのせいで転びそうになったが
ドアにたどり着き軋む木製のドアをゆっくりと開け、
「おはよう、アリス。食事の支度ありがとう。」
アリスの朱色の目がザムザを捉えると、
彼女はにっこりと笑いそのまま戻って行った
事務所に行きコーヒーを飲み、依頼書に目を通す
5区裏路地の巡回
6区人肉料理店チノの焼肉屋の調査 推奨6級以上
5区幽霊の出る廃屋の調査 推奨7級以上
「ルイスとテオの2人は?」
「2人なら先程チノの焼肉屋の調査に行きましたよ。」「アリス身支度をしといて、僕たちもそろそろ出かけるよ。今日は廃屋の調査にしよう」
「廃屋かぁ、嫌だなぁ、幽霊が出るんですよね?
代表私が幽霊苦手なんですよ、依頼変えません?」
「嫌なら僕一人で行くよ。代わりに君の給料を減らさなきゃ行けなくなるけどね」
「嘘です!早く行きましょう代表!廃屋までけっこう遠かったじゃないですか、明るいうちに終わらせちゃいましょう!」
アリスは急いで身支度を済ませ、彼女の相棒とも言えるテラノ工房の大きなハンマーを背負い玄関前でザムザを急かしている。
ザムザは薄汚れたコートをはおり、仕事に必要なものが入ってる鞄に依頼書を入れた。そして事務所の壁にかかっている真紅のさやに収まっている刀を手にし
アリスと共に廃屋へと向かった。
都市
壁に囲まれているこの都市にはかつては名前があったそうだが、誰も覚えてはおらず今は都市とだけ呼ばれるようになった。




