第3話 勇者、賢者と出会う
僕たちは、ずっと街で遊んでばかりいた。
こんなのでいいのかな。
良くない!
「勇者さん」
「何?」
「そろそろ冒険しようよ!」
「うーん。そうだねー」
勇者さんそんな感じでふわふわしていた。
「勇者さん!」
といって僕は勇者さんを引っ張っていく。
僕が勇者さんを引っ張っていかなきゃ!
道を歩きながら話す。
勇者さんはにこにこしてる。
「なんでにこにこしてるの?勇者さん」
「なんか嬉しくて。今まで一人旅だったから一緒に冒険できる人がいて。」
「誰かとパーティ組んだりしなかったの?」
「……私が勇者だからって、みんな遠慮してだれも組んでくれなかったんだよね。」
苦笑いしながらそう言う。
少し沈黙が流れる。
「勇者さん……」
僕はギュッと勇者さんと手をつなぐ。
勇者さんはちらっとこっちを見た後優しく微笑んだ。
勇者さんと道を歩いていると、盗賊が場所を襲っていた。
「勇者さん!」
僕は叫ぶ。
「うん!任せて!」
勇者さんは剣の姿になった僕を持ち、向かっていく。
「そこまでだよ!」
勇者さんの声ではなかった。
向こう側から杖を持った少女が歩いてくる。
「おじさんたちさ、盗賊なんてかっこ悪くね?」
その少女はめちゃくちゃギャルだった。
「あ?なんだと?」
当然、盗賊はキレた。。
戦いになりそうなとき、勇者さんが
「私も加勢するよ。」
と声をかける。
「まじ?ありがとう!でもその剣……」
と言って僕を見る。
やめて欲しい。
盗賊たちも僕に注目して笑う。
「なんだその剣!ずいぶん可愛いじゃねえか!」
盗賊たちは笑った。
僕の怒りのボルテージが最高潮に到達していた。
盗賊は倒された。
いい気味だ。
行商人さんはお礼を言って、去った。
「まじすごいね!剣も超かわいいし!」
と笑顔で少女は言う。
「そっちこそ!」
「私は勇者あなたは?」
「私は賢者だよ!よろしく勇者!」
「そうだエクセちゃんも紹介するね!エクセちゃん!」
と言われて僕は人間の姿になる。
その瞬間賢者が
「かわいい!」
と言って抱き着いた。
僕たちのこれまでのいきさつを話すと、私も一緒に行く!と言い出して、賢者さんも一緒に旅をすることになった。
ギャル賢者が仲間になった。




