表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
おばあちゃんが教えてくれた、108の怪談…  作者: たかさば


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

18/109

人の傘

 人の傘を勝手に使ってはいけないよ。


 傘のふりをしたおかしなものが紛れ込んでいることもあるからね。

 もしかしたら人を操っているおかしなモノであるかもしれないからね。


 自分の物じゃない傘を勝手に使う人だったら、自分の命じゃないけど勝手に使ってもいいよねって思われちゃうかもしれないんだよ。


 人の持ち物を勝手に使うことほど恐ろしい事はないんだよ。

 人のモノは、自分の物ではないんだからね。


 ひょっとしたら、持ち主の事を心から大好きな傘なのかもしれないからね。

 傘は自分で身動きできないから、勝手に持っていかれたら恨むことしかできないんだよ。


 命を持たない存在の恨みは怖いよ、尽きることがないからね。


 新しい傘を買ったら、お母さんに名前を書いてもらって、大切に使い続けるんだよ…。

挿絵(By みてみん)

Twitter&みてみんでマンガ版を公開してますです(*'ω'*)


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 昔は傘もそこそこに値の張る物で大切に使わないと怒られたものでしたねー (´-`*)
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ