表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
外れスキル少年、横濱無法地帯で下剋上 ~偉人最強列伝~  作者: 川崎播磨
ご覧いただくとより楽しめるかも?
1/8

ご登場いただいた企業家など(8/2時点)

備忘録を兼ねています。

逐次更新。

1…史実


  ☆…主な関連企業


2…物語中の設定

  ◯…スキル(とその内容)








・浅野総一郎


1…富山県は氷見生まれ。地元、上京後それぞれで事業を興すも成功と失敗の連続。その後、官営深川セメントの廃材だったコークスとコールタールの売買でようやく安定した。

 同郷の安田善次郎(安田財閥創設者)と手を組み、京浜工業地帯(現在でも旧 浅野財閥系企業が集中)造成と、四大財閥に次ぐ規模を誇った。




☆…太平洋セメント、JFE(旧 日本鋼管)、東洋汽船(日本郵船に合併)、東亜建設工業、鶴見臨港鉄道(現 鶴見線)、沖電気工業




2…主人公。高校2年生で、恒例のインターンシップにより、横濱は「東亜興信所」なる会社へ行くことになったのだが……。

 やたらと記憶力があるらしいが、副作用も激しい。お陰でクラスからは孤立している。








・広岡浅子


1…NHK連続テレビ小説「あさが来た」のヒロインで有名。三井11家のうち、小石川家6代目当主、高益の四女。財閥一家のご令嬢にして、大同生命保険や日本女子大学設立に関わった。

 ちなみに夫は現 ユニチカの初代社長。




☆…大同生命保険、日本女子大学、加島銀行




2…総一郎が通う高校の養護教諭。ただ、ちょっと怪しい感じがするような。








・鈴木よね


1…大正時代の巨大総合商社、鈴木商店の店主。経営は番頭の金子直吉(後で登場するかも)に預けた。第1次世界大戦当時、スエズ運河を航行する船荷の1割が同社関連だったらしい。1917年に商社として日本一になった10年後に、大倒産劇を繰り広げた。




☆…神戸製鋼所、帝人、IHI、太平洋セメント、サッポロビール、アサヒビール、三井化学、J-オイルミルズ、昭和シェル石油、日本製粉、双日




2…事務員らしい。エレベーターで会った際、総一郎が荷物運びを手伝った。








・岩崎弥太郎


1…言わずと知れた大企業家。三菱財閥創業者。三菱商会(後の郵便汽船三菱会社→現 日本郵船)社長就任後、政府の後ろ楯もあり、日本近海の海運を海外海運企業から奪う。が、これが独占と見られ反三菱勢力(渋沢栄一など)が設立した共同運輸(死後に郵便汽船三菱会社と合併して日本郵船)と熾烈なダンピング競争を繰り広げた。




☆…日本郵船、三菱重工業(より多角化したのは2代目弥之助から)




2…愛想がないのかな? まだ少ししか登場していないが、今回のインターンシップの担当らしいから仲良くしてほしい。




◯…ダンピング








・荘田平五郎


1…慶應義塾に入塾後、福澤諭吉に注目され、卒業後はそこで教師を務めていた。三菱入社後、社内の規則を策定したり、日本で初めて複式簿記を導入した。丸の内の購入を時の総帥、弥之助に進言もしたとか(結局、東京市年度予算の3倍で購入)。麒麟麦酒の名付け親でもある。とにかく秀才だった。




☆…東京海上保険会社(現 東京海上日動火災保険)、明治生命(現 明治安田生命)、麒麟麦酒、日本勧業銀行(後に第一勧業銀行)




2…弥太郎とは正反対の紳士であり部長。気配りを欠かさない。この人の前なら、アウェーの総一郎も落ち着いていられるかも。

 弥太郎との関係は史実と逆転していますね……。








・伊藤忠兵衛


1…名前からして伊藤忠商事が浮かぶが、丸紅の創業者でもある(両社とも大本は同じ)。もともとは近江商人であり、天秤棒を担いで行商に出ていた。が、その後幕末の規制緩和を期に、織物を中心に売買していった。初代と二代目がおり、後者の時に海外向けの「伊藤忠商事」国内向けの「伊藤忠商店」が設立され、総合商社を形成した。




☆…伊藤忠商事、丸紅




2…総一郎にしてみれば、荘田の次に居心地が良いかも。ただ、年齢はこちらの方が近いから、上手くすればより親しくなれるか?




◯…「天秤棒」→戦闘時、手のひらから数メートルの天秤棒(伸縮自在)を召喚する。攻撃から身動きにまで活用できる他、枝だろうが同じように扱える。








・大倉喜八郎


1…大倉財閥創業者。幕末に鉄砲店を開き大儲けした。次いで彰義隊とそれに対する新政府軍両者に鉄砲を売ったため咎められたが、逆に商売とはそういうもんだと開き直ったとされる。

 土木系に強く、大倉組は鹿鳴館、皇居、帝国ホテル、佐世保軍港の造営、建設に関わりこれが後の大成建設につながる。

 ちなみに88歳で赤石岳登山を成功させている(籠で担がせて登った)。




☆…大成建設、東京電燈、東京瓦斯、帝国ホテル




2…防御なんてお構いなしに、攻撃一辺倒。行動も口調も弥太郎以上に荒っぽいが、任務はサボらずにきちんとこなす。弥太郎曰く、仕事するより喜八郎にどやされる方が面倒らしい。




◯…「死の商人」→手指でピストルの形を作るだけで、それと全く同じ機能を得られる(能力は実物以上)。







・五代友厚


1…薩摩藩士の家系に生まれ、西郷隆盛や大久保利通、高杉晋作、グラバーと、歴史上の名だたる人物と関わりがあった。維新後は一瞬、政府の役人になるもあっという間に一般人となった。

 そこから破竹の勢いで手持ちの鉱業を発達させ、200年もそれを経営していた住友に数年で追い付くレベルだった。

 東京証券取引所の設立に渋沢栄一が関わったなら、大阪証券取引所は五代友厚である。




☆…大阪証券取引所、大阪製銅会社(後に住友金属工業)、阪堺鉄道(現 南海鉄道)、大阪商船(現 商船三井)




2…スーツが似合う人物らしい。口調は少々堅苦しい感はあるが、総一郎が苦手なタイプではないと思う。




◯…「煙の都」→煙幕状のものなら、霧からガスまでなんでも出現させることができる(無色透明でも可)。

(当時の大阪が「霧の都」と呼ばれていた所による)








・堤康次郎


1…堤家と言ったら西武、西武と言ったら堤家のイメージが(個人的に)ある。西武グループはもちろんのこと、セゾングループのもとも作ったことは言うまでもないが、東急の五島慶太とは、箱根や伊豆地域の熾烈な派遣争いを繰り広げた(地域的に、もちろん小田急も絡んでいる)。

 なかなか様々な逸話やら噂が絶えない人物であり、「ピストル堤」の異名はそれを特に表していると思う。

 ちなみに堤家の故郷は滋賀であり、そこを走る近江鉄道は西武グループ本拠地からかけ離れているが、縁あってその傘下にある。




☆…西武鉄道、箱根土地(後のコクド)、セゾングループ




2…横濱の経済その他を底から牛耳っているヤクザ、椿組組長。かなりまがまがしいスキルをお持ちのようである。おまけに、興信所社員との戦闘を楽しんでいる節もある。




◯…「ピストル大将」→業の塊を召喚して、自在に操る。

(史実で、部下から「大将」と呼ばれていた所によるた)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ